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一 括 講 読

投稿時間:07/07/02(Mon) 23:37
投稿者名:ぴーたん
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タイトル:生保数学
時々こちらで質問をさせていただいております。
毎度、場違いな投稿で申し訳ないのですが、生保数学の教科書の解答で不明点があります。
教科書の第3章(5)の「件数死亡率および金額死亡率を求めよ」という問題ですが、解答に式がないので確認できないのですが、私は

件数死亡率=年度内死亡/((年始現在+年末現在)/2)=0.00313
金額死亡率も同様

なのではないかと思うのですが、答えが若干違います。
読み流してしまってもいいのかもしれませんが、どなたか教えていただけないでしょうか。

投稿時間:07/08/13(Mon) 21:29
投稿者名:ぴーたん
Eメール:
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タイトル:Re: 生保数学
たびたびこの場に試験問題の質問を持ち込んで申し訳ありません。
教科書の章末問題で疑問がありますのでお教えください。

・12章(練習2)の(5)・・・・P117
 父が20年以内に息子より先に死亡し、息子が20年以内に死亡した場合、
 「既払込保険料を返還」することになっています。
 例えば1年目に父が死亡し、20年以内に(例えば5年目に)息子が死亡した
 場合、返還されるのは(6)と同じような考え方で1P’(’は営業保険料)
 なのではないか、と思うのですが、解答ですと免除された保険料分も返還
 されて5P’返還されることになっていませんか?
 逆に「免除する」=「払ったことにする」なのであれば、(6)の解答が
 解釈しにくいです。
 
12章(練習2)の(2)・・・・P116
 非常に些細なことなのですが、n=1 のとき(左辺)=(右辺)だと思う
 のですが、問題文に「=」が入っていないのが不思議です。

以上、このような場に不適切な書きこみかもしれませんが、教えてください。

投稿時間:07/08/16(Thu) 20:26
投稿者名:壮大会
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タイトル:Re^2: 生保数学
ぴーたんさんへ

なかなか鋭いですね。守田常直の保険数学では「免除する」=「払ったことに
する」という前提で、既払P給付の項が単生逓増定期になっています。たしかに、(6)の解答とは矛盾しますね。

また、12章(練習2)の(2)はn>1という条件がないので、n=1の成立を
考慮すれば「=」が必要ですね。

ぴーたんさんのような人が、テキスト委員や試験委員を務められれば、日本の
アクチュアリー水準も向上するのでしょうね。

投稿時間:07/08/16(Thu) 22:30
投稿者名:ぴーたん
Eメール:
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タイトル:Re^3: 生保数学
壮大会様

御返答をありがとうございます。
生保数学の本質とはあまり関係ないのかもしれませんが、解答と合わないことが不安で他に聞ける場所がなくてこうしてこちらに投稿させていただきました。

皆様の御議論のお邪魔にならないといいのですが。

投稿時間:07/07/03(Tue) 20:21
投稿者名:壮大会
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タイトル:Re: 生保数学
ぴーたんさんへ

お書き頂いた件数死亡率の分母は「(年始+年末)÷2」ではなく、「(年始+年末+死亡(※))÷2」ではないでしょうか。(⇒教科書97ページの(3.3.3)式をご覧下さい)

しかし、(3.3.3)式で計算しても、件数死亡率=0.00313、金額死亡率=0.00251となり、やはり答えが合いません。(小数第6位を四捨五入する前提)

ちなみに、分母の「死亡」の前にある符合をマイナスにして、分母を「(年始+年末−死亡)÷2」とすると、件数死亡率=0.00314、金額死亡率=0.00252となり、答えが合います。

ということは、(3.3.3)式自体が間違っているのでしょうかね?

ところで、今年のアクチュアリー1次試験は受験されますか?

今年のアクチュアリー試験では、受験会場変更(東京会場)、テキスト改定、スケジュール変更等、様々な改定があるようですが、何といっても、最大の改定は、マークシート方式の導入(1次試験のみ)ですね。センター試験が懐かしいです。

(※)年度内死亡契約は、年始1件、死亡1件、年末0件なので、分母を「(年始+年末)÷2」とすると、死亡率が、1÷(2分の1)=2となってしまうため、分母に「死亡」を加えて死亡率を1にするものと(勝手に)解釈しています。

投稿時間:07/07/26(Thu) 08:08
投稿者名:ぴーたん
Eメール:
URL :
タイトル:Re^2: 生保数学
掲示板を拝見するのが遅くなりましたが、ありがとうございます。
ご意見を参考に再度考えてみます。



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