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一 括 講 読

投稿時間:08/03/02(Sun) 13:39
投稿者名:門田伸一
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タイトル:平成20年度「財務論」
平成20年度からは若干レベルアップして動的計画法も扱います。
1期間の平均分散アプローチだけじゃ話にならないけど、ダイナミック・プログラムはテキストが少ないので自己研鑽も難しいでしょうから。

(要注意事項)
参加対象者は「1次試験修了者」ですから、その程度の知識があるものとして講義をします。何も分かっていない人に配慮をするつもりはありません。
毎年、日がな一日寝るためだけに特論講座を申し込んでいる方がいますが、そういった方は目障りなので私の講義には来ないでください。

投稿時間:09/03/16(Mon) 23:52
投稿者名:門田伸一
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タイトル:Re: 平成20年度「財務論」
昨年は厳し目の宣言をした上で開講したのですが、それが奏功したのか過去に類をみないほど真剣な受講態度でした。受講者が増えたこともあるのかもしれませんが、目的意識を持って受講された方も増えたのかもしれません。
ですので、今年も同じ感じでやります。
JARIPやJAFEEの大会に参加された方は私の発表を聞かれたかもしれませんが、動的計画が何のために必要かというと、サープラス・コントロールですね。(もちろん、当該目的のためには他のアプローチもありますが)
大会では最低保証を付した変額保険の投資戦略に関して発表しましたが、講義でもこのテーマを扱います。
なお、このテーマは5月にOR学会でも発表予定ですので、興味のある方は下記リンク先をご確認ください。(3月現在では、まだ掲載されていません)
http://www.comp.tmu.ac.jp/tanakak/or/index.html

なお、ゲスト・スピーカーとして京都大学等で講義をさせていただくことは時々あったのですが、平成21年度からは小金井にある大学の理工学部で非常勤講師をさせていただくことになりました。
このサイトをご覧になられている学生さんで「もしや…」と思う方は、シラバスをご確認ください。

投稿時間:08/03/07(Fri) 11:15
投稿者名:大学教員
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タイトル:Re: 平成20年度「財務論」
> 平成20年度からは若干レベルアップして動的計画法も扱います。
> 1期間の平均分散アプローチだけじゃ話にならないけど、ダイナミック・プログラムはテキストが少ないので自己研鑽も難しいでしょうから。

新しい試みは素晴らしいと思いますが、失礼ながら少し自分の趣味に走りすぎているのでは?アクチュアリー講座ですよ。多期間の動的最適化モデルを実際に要する機会が「財務」にどれだけあるのでしょうか。
また、この分野は専門家でも教え方の難しい分野です。専門外の私が知るだけでも、普通の線形2次、またはベキ型効用のような解けるケースが実務で役立つケースはレアと思います。よほど自信がおありと見えますが、もう少し時期と場所をお考えになられたらどうでしょうか。
(大学で講義を持つ等・・)

投稿時間:08/04/26(Sat) 13:03
投稿者名:求道過程
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タイトル:Re^2: 平成20年度「財務論」
門田伸一氏は、いまでこそ証券会社勤めですが、かつては大学院で教えていたことがあるみたいですね。
http://www.jsiam.org/modules/eguide01/event.php?eid=7

大学教員さんはそのようにいいますが、アクチュアリー講座は、プログラムの内容を見渡した限りにおいては、正会員になるために必要な知識を網羅したものでもなく、かといって試験対策のプログラムでもないようであり、言ってみれば、アクチュアリーの「教養」のためのものだと、私は思っています。「必要な知識」は継続的に自分で身に付けていくべきだと思います。したがって、多少「高度」なものであっても、プログラム中のいくつかの講座は、とがった内容を含むものがあってもよろしいのではないでしょうか?

ちなみに、同じプログラムで発表されている中川先生の講義を見に行ったことはありますが、彼も大変面白い先生でした。



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