投稿時間:07/11/13(Tue) 07:47
投稿者名:nanasi
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タイトル:Re^3: MBAni
おはようございます。
いささか舌足らずで、誤解を与えてしまい申し訳ありません。
1.オタク論
国内、外資を問わず、ほとんどの会社において、数理部門がそうみられている、というのは事実です。
また、部門間の地位比較という観点からみても、あまり重視されていないといえます。
しかし、これは、あくまでも、外的環境と外からの視線です。次に、アクチュアリーコミュニティーに目を向けてみます。これは、会社だけでなく、部署にもよるでしょう。おそらく、MBAniさんのような向学心が高い方でも満足の行く会社かつ部署というのは極めて限られているとおもいます。とはいえ、ゼロではありません。
常にアクチュアリーを目指す学生の一定割合は、MBAniさんのような、志の高い人ですが、入社後のつまらない仕事に慣れてしまい、歳を重ねて向学心を失う者が多いのも事実です。ですので、精神論的になりますが、MBA云々より前に、このような状況においても、意思を強く持つ覚悟が重要と思います。
2.MBAについて
全ての生保の数理部門で、過去10年でMBAにいった人がどれだけいるか、というと、ほとんどで0、たまに1という回答があるでしょう。これを厳しいととるか、可能性があるととるかは、自由ですが、一般的には、困難と理解すべきでしょう。
そもそも、(だめアクチュアリーでなく、理想的なアクチュアリーとして)アクチュアリーのキャリアにおいて、MBAをとるべきか、について、私は懐疑的です。むろん、とるべきではない、とはいいませんが、学を重ねていくにつれ、多くの優秀なアクチュアリーは、別の道を選んでいるように思います。MBAをとりたい、というアクチュアリー志望の学生は確かに多いのですが。とりあえず、強い意思をもって入社し、その後じっくり考えてみてはどうでしょう。
3.Patriot氏のコメントについて
彼の私的経験に基づき、おおいに参考にしていただいてよいかと思いますが、MBAに行ける可能性が希望すればそれなりに高い、という誤解を与えがちであり、アクチュアリー志望の学生に対する回答としては、やや不適切な印象を持ちます。
氏の発言は、テクニカルな内容については、傾聴すべきものが多いのですが、非テクニカルな内容では、思いが先走る傾向にあります。私見では、テクニカルな分野につよいアクチュアリーにこのような傾向が強いように思っています。おそらく、営業の影響の強い会社に育ったため、その影響がつよいことと、テクニカルな強さを評価されなかったルサンチマンによるものであろうと見ています。
以下は関連一覧ツリーです。
- ★ - MBAni - ARU 07/11/09(Fri) 22:47 No.1626
- ・ Re: MBAni - nanasi 07/11/12(Mon) 07:36 No.1628
- ・ Re^2: MBAni - ARU 07/11/13(Tue) 00:38 No.1629
- ・ 最近の実績 - MBAホルダー 07/11/24(Sat) 17:36 No.1638
- ・ Re: 最近の実績 - ARU 07/11/25(Sun) 22:49 No.1640
- ・ Re^2: 最近の実績 - AAA 07/12/03(Mon) 12:18 No.1840
- ・ Re^3: MBAni - nanasi 07/11/13(Tue) 07:47 No.1631
- ・ Re^3: MBAni - PATRIOT 07/11/13(Tue) 05:04 No.1630
- ・ Re^4: MBAni - ARU 07/11/13(Tue) 08:49 No.1632
- ・ Re^5: MBAni - 放浪者 07/11/15(Thu) 23:04 No.1634
- ・ Re^6: MBAni - 七誌 07/11/17(Sat) 00:46 No.1636