建築の構造偽装問題、ヒューザーが地方公共団体を相手に、検査会社を相手に損害賠償の訴訟を起こし、またマンション購入者はヒューザーの破産申し立てを始める等、ようやく動き出しました。
ライブドアの素早い逮捕劇に比べ、構造偽装問題では誰も捕まらず今まで放置されていますので、関係するどの会社も(政治家も?)準備はもう十分でき上がっているという所でしょうか。
ライブドアの方は凄まじいですね。週の頭に強制捜査をしてしまい株式市場を大混乱させてしまったので、これを沈静化するために急遽主要メンバーを何人か逮 捕し、そちらの方からの発言を止めてしまったので、市場もようやく落ち着きを取り戻しています。何の根拠もないのですが、検察の方はまだちょっと準備不足 だったんじゃないかというような気がします。
検察は逮捕したメンバーを拘留し続けて口封じをした上で、どこから出てくるのか毎日毎日洪水のような「新事実」をマスコミでたれ流し、完全に「ライブドア=悪」のイメージを作り上げてしまいました。利用される一方のマスコミもだらしがないものです。
今の所ホリエモンだけは頑張り続けているとのことですが、どこまで頑張り続けることができるか、見守りたいと思います。
いずれにしても、さしもの小泉マジックも自民党大勝の選挙が終わってみればこれほど急速に消えてしまうものかと、目を見張るばかりです。もう誰も 小泉さんの言うことを気にしなくなっているようです。これだけの問題を抱えて、9月の自民党の総裁選はどんなことになるんでしょうか。今年も何かと騒がし い1年になりそうですね。
Title : Re:ヒューザーとライブドア
ホリエモン関連の報道は、おっしゃるとおり目だった記事では検察の言い分ばかり垂れ流され過ぎの観が強いと思います。ですが記事を丹念に読むと、一概に悪の面ばかり報道しているわけでもない面もあります。先日の日経でしたか、急激な拡大なくば生き残れないといわんばかりのIT業界の風潮に問題があるという指摘には、うなずけるところがありました。