無認可共済の保険会社化に関する特別セミナー

昨日無認可共済の保険会社化に関する特別セミナーを開催しました。午後1時半から5時まで、途中10分間の休憩を2回取りましたから、正味3時間10分、最後の質疑応答の部分は1時間弱、セミナー会場の予約時間のぎりぎりまで、熱心な質問が続きました。

参加者は50人。同じテーマでの特別セミナーは今回で4回目ですが、今までにない参加者の多さです。会場を広い会場に変更することを2回行って、ちょうど良い位の会場になりました。

いよいよ4月から新しい保険業法が適用され、共済関係者ももう動き出さなければいけないと感じているのに、まだ何をしたら良いのかわからない。質問しようにも、お役所の方はそれを受け入れる体制がまだできていない、ということでしょうか。

昨日のセミナーではかなり具体的な質問が次々に飛び出しました。参加者は自分のビジネスがどうなるか切実な問題意識を持っていますので、質問に答えるこちら側もしっかりしなければいけません。かなり真剣な受け答えになったのではないかと思います。

全体的な話はもうそろそろ終了して、あとは個別のケースごとに具体的な作業の相談に乗ったり、作業を手伝ったりという段階かなと思っています。

当初、無認可共済の良い所は積極的に取上げて育てて行こうという姿勢も、金融審議会の報告書の中にはあったのですが、法律の改正案やそれに関する金融庁に よる説明会の話などからすると、どちらかというと無認可共済を今の保険会社の枠組みの中にはめ込んで、その中で生きていけない所は2~3年かけて整理して しまおう、というような姿勢が強いように思われます。

実際フタを開けてどのようなことになるのか、注目したいと思います。

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