マイナンバーカード、貰ってきました。

マイナンバーカード、貰ってきました。

通知では朝9時から、となっていたんですが、市役所は8時半からやっているので、ダメもとで8時半チョットすぎに市役所に行ったらもう交付の手続きもやっていて、待ち時間なしで9時前には貰うことができました。

手続きと言っても本人確認の書類を出して、暗証番号・パスワードの入力をするだけですから、たいして時間はかかりません。
役所の窓口のカウンターに巨大なタッチパネルが置いてあり、そこで暗証番号・パスワードを入力するのですが、数字の方はテンキーの配列なのでどうということはないのですが、アルファベットの方が、ABC順の配列になっていて、見つけるのにちょっと時間がかかってしまいました。確認のために入力を2回ずつするのですが、普段パソコンでやってるような、2回目はコピペで、という手が使えませんので、その分ちょっと手間でした。

身分証明書の方は10年有効、電子証明書の方は5年間有効、ということなんですが、同じカードで有効期間が違う、というのも何となく変な話だな、と思いました。
で、この10年有効、5年有効ですが、よく見ると誕生日ベースになっていて、私はもうすぐ誕生日になるので、実質的に、身分証明書の方は9年とちょっと、電子証明書の方は4年とちょっとの有効期間でした。結果的に西暦の年数が5で割り切れるときに更新、ということでわかりやすい、と言えばわかりやすくなったのですが。
有効期間を長くしたい場合には誕生日の直後に交付してもらった方がいいようです。
この有効期間が切れるころに何らかの更新案内の連絡をしてもらえるのか聞いてみましたが、『決まってません』という回答でした。

で、カードは普通のクレジットカードその他と同じ大きさのカードですが、表の写真の入っている方が身分証明書になっているようです。氏名、住所、その他が印刷されています。
カードは透明のプラスチックフィルムのケースに入っているのですが、その一部にマスクが入っていてカードを取り出さないとマスクの部分が見えないようになっています。
何にマスクが入っているのかと思ったら、カードの下の方がえらく小さい文字で臓器提供の意思表示になっていて、その部分にマスクがかかっていました。
もう一つ右の上の方に小さなマスクがあったのですが、そこには性別が印刷されていました。
いつの間にか性別はマスクをかけるものになっていたようです。

マスクのかかっていない部分には、
氏名、住所、生年月日、身分証明書の有効期限、さいたま市長、電子証明書の有効期限が表示されているのですが、生年月日は昭和の年月日で、身分証明書の有効期限は西暦の年月日で印刷してあり、電子証明書の有効期限は平成の年月日が手書きされていました。
このあたりのアンバランスが楽しいですね。

裏の方は、個人番号が印刷されていて、そこにマスクが入っています。
その下に氏名と生年月日が印刷されています。
いちおう点字表示をしてもらったので、その下の部分に点字で名前が印刷されていました。名前と同じ行の右端には点字で『バン』と印刷されていて、これは何だろうと思ったのですが、これは個人番号カードだと分かるようにしてあるのかな、と思います。

左下の部分には3次元バーコードが入っているので何が書いてあるんだろうと思ってケータイで読んでみたところ、この3次元バーコードにはマイナンバーが入っていました。
即ち、目で見てすぐわかる数字表示のマイナンバーの部分はマスクで隠してありますが、パーコードの方はマスクなしですから、ケータイなりカメラなりで撮ってしまえばマイナンバーが分かってしまう、ということのようです。

で、とりあえず無事にマイナンバーカードは手に入ったので、今後これで一体何ができるようになるのか、あるいはどんな個人情報が漏えいしてしまうのか、楽しみです。

まずはこのカードをなくさないようにきちんとしまっておかなければなりませんが、そのしまい場所をちゃんと覚えていられるかどうかが問題です。
それと、暗証番号・パスワードをどうやって覚えておくかも問題です。もちろんどこかに書いておくんですが、その書いてある場所を忘れないようにするのが問題です。

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