昨日限りで新聞をやめました。
社会人になった昭和52年4月から今まで、43年9か月間、1万5千日、毎日毎日配達される新聞を読んできたんですからたいしたものです。
4月に社会人になって、新入社員研修で『日経新聞を読め』と言われ、そんなものか、と思って販売店に行き、1日に遡って配達してもらったような気がします。
その後、いくつかの新聞を同時に購読していたときもありますが、日経新聞だけは一貫して購読していました。
社会問題、経済問題など何も知らなかった私にとって、本当に勉強になりました。特に『やさしい経済教室』という紙面はまとまった解説や専門家同士の論戦で、本当に勉強になりました。
一般の記事についても、他の新聞に比べて客観的な事実の報道が多く(たとえば日経新聞が50%くらいなのに対して朝日新聞だと10%くらい)、その分お買得、というものです。
とはいえ、この日経新聞も朝日新聞化が激しく、今ではほとんど読むような記事がありません。それを、広告とか特集とか企画記事で誤魔化してページ数の減少を誤魔化しています。
年末に会社を閉めることにして、ついでにいい機会なので新聞もやめることにしました。
正月は大量のほとんど読むところのない紙面が提供されますので、それを読まなくても済むだけでもよかったな、と思います。