住民税

さて前回の投稿で、会社解散に伴う手続きは終わったと思っていたのですが、もう一つ残っていました。

2月に入って、これまでたとえば1月の給料から天引きをして2月に払い込んでいた住民税はいつまでに払い込めば良いんだろうと市役所に確認してみました。毎月払込みに使っていた納付書はそのまま手元にありますから納付書をそのまま使えば良いと思っていました。

役所に連絡して、会社が解散して住民税を払おうと思っていると説明したら「異動届は出しましたか?」という質問が返ってきます。話を聞くとこの「異動届」はこの前都税事務所に出したものとは別のもののようです。

都税事務所に出したのは、会社の法人税や法人住民税に関して会社が解散したことを連絡するための手続きのようですが、今回のものは会社が従業員の給料から天引きして会社が支払っている個人の住民税について、給与天引きをやめて個人が直接支払う形にするための手続きのようで、正式には『給与支払報告・特別徴収に係る給与所得者異動届出書』といい、まずこの届けで1年分の住民税が総額いくらで、今まで給与天引きで支払済のものがいくら、これから払う予定でまだ払っていないものがいくらということを報告すると、市の方から改めて未払分についての納付書を本人宛に送付してきてそれを払う、ということのようです。確かに特別徴収の納付書は支払者が会社になっているので、そのままでは使えないというのは考えてみれば当然の話です。

提出先がさいたま市大宮区役所の中に入っている『さいたま市財務局北部市税事務所』という所で、大宮区役所には25もあるさいたま市立図書館の中でもかなり立派な大宮図書館が入っているようなので、それを見物がてら直接届けを出しに行こうかなと思ったのですが、良くみると届けは原則郵送で、となっているのでこれは仕方ないので郵送することにしました。

これで送られてきた未払分の住民税の納付書で納付を済ませてしまえば、今度こそ本当に解散に伴う手続きは(法人税・法人住民税等の確定申告・納付を除いて)終了です。期限まで1ヵ月弱、頑張りましょう。

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