発電と配電の分離

最近、電力事業の再編について、発電と配電を分離する、という議論が盛んに行われているようです。
そのニュースの解説で、日本では全ての電力会社で発電と配電を一体化している、それが競争を阻害しているから日本の電気代が高いんだ、などという解説がなされています。

おかしいな、と思って確認してみましたが、やはりこれは嘘です。
かなり以前から、発電(と送電)専門で、配電をしていない電力会社があるからです。『電源開発』という会社で、各地で有名な水力発電所、火力発電所、原子力発電所その他を持っています。

戦後の電力再編の時、地域ごとの発電と配電の両方をする会社と、発電(と送電)専門の会社との体制にした、という私の記憶は間違っていませんでした。

この会社のことはどうなっているんでしょうね。

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