ギリシャのパパンドレウ首相、国会で信認され、その後辞任してギリシャは連立内閣を作るということになって、マーケットは喜んでいるようですね。何とも不思議なことです。
国民投票が回避されたと言っても、その代りに総選挙をするということになりそうですし、首相がやめた後の連立内閣が何をするかもわからないのに、単に首相がやめたということで目の前が明るくなったと感じる理由がわかりません。
今まで以上の混乱が起きる可能性もありますし、国民が国会にそっぽを向くことも考えられますね。
すでに世間の注目はギリシャからイタリアの方に移ってしまっています。今後は「イタリアの問題」ということになりますが、図体がでかいだけになおさらやっかいですね。
イタリアの次のフランスの問題もそろそろニュースを賑わせつつありますし、目が離せないですね。