LEDのクリスマスイルミネーション

今クリスマスに向かって、いろんな所で広場や通りのイルミネーションが始まっていますね。ひところの節電ムードはもうお終いでしょうか。

そんな事を言うと、「イルミネーションをLEDに変えたんだから、いくら照明しても電気は前より使っていない」なんて反論がありそうですが、その代わりにそのLED照明を作るのにどれだけ電気を使ったかということは念頭になさそうです。

「長期的に見ればLEDの方が安いですよ」と説明されるLED照明の値段の高さからすると、この夏の節電ムードの中でもせっせと電気を使ってLED照明を作っていたんだろうなと思います。

もちろん震災直後の計画停電中の暗い夜道よりは明るい方が嬉しいのは確かですが、広場や通りをそれ以上にイルミネーションで飾り立てる必要もないんじゃないかなと思います。

マスコミにとってはもちろん、電気やさんが大口のCMを出すお客さんですから、LEDが省エネだという宣伝には一生懸命協力しますが、この節電のさ中に、まだ使える照明器具を捨てて新しいLED照明を買わせるためにせっせと電気を使っていた、なんてことは報道しないんですね。

まあいずれにしても震災ヒステリーが消えつつあるというのは、良いことではありますが。

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