保険の相談

去年の初めに本を出しました。「生命保険 入って得する人 損する人」というタイトルの講談社の新書です。

保険会社のおどろおどろしい話もないし、生命保険でこうすれば儲かる、とかいう話もない、派手な内容の全くない本ですから、あまりたくさん売れているわけではないと思いますが、さすがに大手出版社の新書ですから、いまだに書店の棚には置かれているようです。

今年に入って、その本を読んだという人からの生命保険の相談が2件もありました。

既に入っている契約の見直しについて保険会社の営業社員と話をしているんだけれど、営業社員が持ってくる資料の見方とか、現在入っている保険をどうしたら良いかについて説明してもらいたいという話です。
こちらは頼まれれば何でもやりますが、会社の仕事としてやるんですから、料金を頂きます。

生命保険の見直しをするのに、わざわざお金を払って説明を求めるという人がごく普通にいるというのは、素晴らしいことです。

相談に来られたケースは、1つは朝日生命の、もう一つは明治安田生命の、どちらもいわゆるアカウント型保険です。

営業社員が持って来る提案書というか設計書というかも、かなりのページ数になるものを、提案のそれぞれについて作ってきますので、全体では膨大なページ数になります。

もともと「アカウント型の保険」というのが、根っこにある終身保険あるいは積立保険の上に様々な保障の特約を、様々な組合せで組立てることができるものです。それぞれの特約の内容を説明するだけでも大変なことです。

良くわかって入る分には自由な組立てができて中々便利な仕組みですが、いくつもの組合わせを提案されて、その中からどれかを選べと言われると、判断のしように困ってしまうのも良く理解できます。

ということで、迷ったり困ったりした人がいたら、是非私の会社を試してみて下さい。

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