総選挙

今度の日曜日は宮城県の選挙です。その次の日曜日は福島県の選挙です。岩手県の選挙はもうすでに9月に終わっています。

ということで、大震災の被災地で全て県単位の選挙ができるということになると、当然総選挙だってできるということになります。

一票の格差のウンヌンカンヌンの話はありますが、「そんな悠長なことを言ってる場合じゃない」ということになれば、それも「もう一回選挙をやった後で」ということになります。

今はとにかく震災対応の第三次補正予算が優先ですが、それが終わると次は選挙という話も当然出てきます。

TPPの議論も、総選挙を念頭に置いた有権者へのアピールという面もありそうです。

もちろん「第三次補正予算」の次には「来年度予算」という大物が控えていますが、予算を作ってから総選挙で政権を変えるか、総選挙で政権を変えてから予算を作るかということになると、ここはエイヤッと先に選挙をやってしまった方が結局のところスムースに行くかも知れません。

ということで、自民党の先生方はもうそのつもりで動きだしているんでしょうが、民主党の先生方はどうするんでしょう。

「勝ち目のない選挙でも頑張る」と考えるのか、「勝てない勝負はしない」と考えるのか、「何とか勝てるようにこの際看板を架け替える」と考えるんでしょうか。

TPP参加反対の会合には民主党の先生も自民党の先生も出ています。前の農林水産大臣など「民主党がTPP参加を決めたら皆で離党するぞ」なんて威勢の良いことを言ってます。

このTPP問題を軸に「政党の組換え」というのもあるかも知れませんね。勝てそうにない民主党を離れ、にもかかわらず人気の盛り上がらない自民党も捨てて、新しい看板を挙げれば多少とも新鮮さが感じられるかも知れません。

これから次第に様々な動きが表面化してくるのを見逃さないようにしなくては、ですね。

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