図書館

Windows XPのサービスが終了してから色々なソフトウェアのセキュリティ上の脆弱性の問題のニュースが多いなと思っているのですが、PCのOSの問題やInternet Explorerの問題は自分で何とかするとしても、サーバーの運用関係のソフトの問題については、管理者の人たちは大変だなと他人事に感じていました。

ところが何と、直接的な影響があることがわかりました。

いつものようにさいたま市立図書館のサイトを開けたところ、『Apache Strutsのセキュリティ上の脆弱性の問題で一部のサービスを停止しています』というメッセージが飛び出して来ました。

停止しているサービスの中には、常日頃使っている『蔵書検索』『貸出状況確認』『貸出予約』『予約状況確認』『貸出延長』が全て入っています。

これはエライコッチャです。
このサービスがあるので安心して、どの本はいつまでに返せば良いかとか、予約した本はもう届いているか等、週末の休みの前に確認していたのができなくなってしまうと、とんでもないことになります。

図書館のサイトによると『サービス再開時期は未定です』となっています。
何とか早く回復してくれると嬉しいのですが。

多分もっと切羽詰った、すぐに手当しなければ商売が止まってしまうサイトも多いんでしょうから、おとなしく待つしかないんでしょうね。

しかしそれにしても『セキュリティ上の脆弱性』の問題、そろそろ本格的に対処することを考える時期じゃないんでしょうか。とは言っても既にできて動いている厖大なソフトウェア資産のことを考えると、それを全部変えるというも、難しいのかも知れませんね。

その後、とりあえず4日の日曜日頃には解決の見込みのようです。よかった!

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