『武漢コロナの終焉』

どうやら東京に3回目の緊急事態が発令されることになりそうです。
今それに向かって、感染者数が毎日のように増えています。
マスコミも関係者の数字を増やすために必死に頑張っているんでしょうね。

元々マスコミの発表する感染者数、その根拠は良く分かりません。感染者の検査を増やせば増やすだけ感染者数が増えるのはごく当たり前の話です。感染者がみつかった場合、その周辺のどのあたりまで検査をするかという規準は良く分かりませんが、今まで何度かその規準を変更しているようです。また自治体単位でその規準が統一されているかどうかも良く分かりません。

また最近では個人的に、あるいは企業で自発的にPCR検査をするサービスもかなり手頃に利用できるようになっているようです。この検査で陽性になった場合、その人は自動的に感染者数にカウントされるんでしょうか。あるいは改めてきちんと検査を受け直すんでしょうか。

こんな基本的な事も分からないまま単純に感染者数にだけ注目しても、あまり意味がないかも知れません。

感染者数だけではちょっと芸がないので、最近では『変異型』という言葉が良く使われるようになっていますが、これについても良く分かりません。

感染者だと分かった人について、その人の持っていたウィルスが特定の変異型ウィルスなのかどうかを調べているんでしょうか。それとも感染者かどうかの検査の最初から変異型かどうかの検査もしているんでしょうか。

テレビの報道によると、どうも感染者の一部について変異型の検査をして、その結果を感染者の何%が、たとえばイギリス型の変異種だと言っているようです。

感染者数が毎日のように発表されますが、変異型ウィルスの感染者数については何%という数字は出てきますが、何人という数字はテレビでは発表されていないようです。何人、という数字がはっきりわからないのか、あるいはその数字だと小さすぎてインパクトに欠ける、ということでしょうか。

で、この変異型ウィルスですが、外国の研究を基に感染力が強いとさかんに強調されていますが、日本でも本当に感染力が強いのかどうか分かりません。さらに感染力が本当に強いとしても、それが発症率にそのままつながるのか、重症化率にそのままつながるのかまるで分かりません。マスコミ報道では感染力が強ければそれだけ感染者数が増え、それに応じて患者数が増え、重症者数が増えるに違いないと思わせて、不安感をかき立てているようです。

というわけで、私はマスコミが大騒ぎしている新規感染者数というのはあまり気にしていないのですが、それはそれとして、ここに来て一般人に対するワクチン(あるいはワクチンのようなもの)の接種が始まっています。

このワクチンを打った人、仮に新規感染者の周辺にそのような人がいた場合、それは感染者の検査の対象になるんでしょうか。仮に検査をして感染者だということになった場合、それはワクチンを打ったにも関わらず感染したということになるのでしょうか、ワクチンを打ったために感染したということになるんでしょうか。どうやって区分けするんでしょうね。

もう少しワクチン接種者が増えたら、もはや新規感染者数という数字自体意味不明になってしまうかも知れませんね。

感染率が高く、そのためワクチンの接種率も高いいくつかの国ではもうマスクも外して普通の生活に戻りつつあるようです。

日本でも、次の緊急事態宣言が終わり、オリンピック・パラリンピックで大騒ぎをした後は、また新規感染者数で大騒ぎをして緊急事態宣言が繰り返されるということは最早なくなるかも知れませんね。

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