日本航空の会社更生案、地裁の認可で決まったようですね。これで稲盛さんももう逃げるわけにはいかなくなっちゃいましたね。
自分が関わった更生案ですから、途中でおっぽりだすわけにはいかないでしょう。銀行はまだまだ先行き不透明で、資金の追加負担にはなかなかウンと言いません。そこで、必要だったら京セラから「人も出し・金も出す」ということになってしまったようです。
「京セラ」というのは稲盛さんが一人で作った会社みたいなものですから、生かすも殺すも勝手次第ということかも知れませんが、京セラを超優良企業と思って投資している株主にしてみれば、稲盛さんの道楽に京セラが巻き込まれてしまってニッチもサッチも行かなくなってしまうのは、御免蒙りたいという所でしょうか。
日航もとりあえず切るものを切って、見た目収益が改善したように見えますが、本当の所はどうなっているのか、外からはなかなかわかりません。
うまく再生が成功すると良いですね。