福島の原発、ようやく電気が通じて中央制御室の映像などが出てきました。
ということは、今までは電気がなく、真っ暗だったということでしょう。いろんな計器類もほとんど電気を使っていたんでしょうから、今までは何の計器もなしで管理していたということでしょうね。
今まで格納容器の圧力が上がったとか、燃料棒が水面から何センチ頭を出しているとか、冷却水の温度が何度になったとか、これはどうやって計ったんでしょうね。
電気なしで計ることができる器械だったということでしょうか。それを懐中電灯かなんかを持って、すぐ近くまで直接見に行っていたということでしょうか。大変なことですね。
電気が通じて大分落着いてきたようですが、まだ時々煙が上がってアタフタしているようです(アタフタしているのはマスコミとそれに躍らされる人達だけで、現場は落着いているようです)。
NHKのニュースでは遠くからの原発の映像が出る時、いちいち「30km以上離れた所から撮影しています」などと書かれているのも、不必要な不安をあおりたてているような気がします。別に30km以内に入ると危険ということではないんですから、もっと正々堂々近くから撮影すればよいのにと思うのですが。
その一方で、あまりにも放射能に対する不安感が高まってしまったので、ここにきてようやく「そんなに心配しなくても大丈夫」なんて報道もしています。
30kmまでの屋内退避にしても、20kmまでの避難指示にしても、「あくまで予防的な措置だから今すぐ危険ということではない」とはっきり言えば良いのに、なぜ言わないんでしょうね。
確かに、原子炉での作業がどのように危険なのか、一般には知られていません。福島原発事故のニュースを見聞きしていても、現場の大変さ、つまり被爆の怖さが伝わってきませんでした。しかし、「3号機の燃料プールに海水を浴びせたハイパーレスキューの消防隊員の方々は、その作業が被爆の恐怖との闘いであること、日本国民の生命の安全につながる大活躍であることを知るにつれ、事故発生当初から現場で監視しておられた東電や関連会社のスタッフの健康は大丈夫なのだろうか、通電作業のため建屋に近づいておられる人たちは死を覚悟されているのではないか、という推論に至ってしまいます。
原子炉での作業について、自らの経験から説明されている平井憲夫さんのHPを見つけましたので、紹介します。http://www.jam-t.jp/HIRAI/ 何と今から15年も前に書かれた文書です。
URLが間違っていました。
「原発がどんなものか知ってほしい」http://www.iam-t.jp/HIRAI/
申し訳ありません。
ただし、私の能力ではこの文章の真偽を評価することはできません。
私もこの平井憲夫さんのWebを、
節電で照明が消えた暗い南武線の中で【iPad】で”原発”を検索して見つけ
降車駅を乗り過ごしてしまいました(^_^;)
まさに今回の原発事故を予言した内容で、多くの人に読んで欲しいと思います。
ただし、これもネット上で調べて見ると、平井憲夫さんが直接書いたものではなく
平井さんの死後、原発に反対する彼の後援者が平井さんの講演や原稿を元に
書かれてようで、原発賛成派からはその真贋や批判は数多くあったようです。
しかし、今このような事態になったわけですから、
彼が残したであろう?…この事についてしっかり検証する価値があると私は思います。
平井さんの話を読んでいたら鳥肌が立ちました。自分の無知さと何が何でも原発を終わりにしなければ、日本に未来はないと思いました。政府やテレビのニュースを100%鵜呑みにせず、疑問を持つ事は大切だと思います。そして疑問を持った人達が声を上げて話し始めるべきです。
Chigaさん、
政府やテレビのニュースを100%鵜呑みにせず、
ついでに平井さんの話も100%鵜呑みにせず、
ということじゃないですか?
あなたはなんでも「あおった」としか言えないんですね。
危険だったから離れて撮影するんです。
今すぐ危険ではないから予防もしないという危機管理もありません。