がんばれ菅さん again

地震から1ヵ月たって、いよいよ政治家が大声を出し始めましたね。何とかして目立とうと思って、菅さんを引きずりおろそうと躍起になってますね。
まあこのまま放っておくと自分達がテレビに出る機会はなく、枝野さんや菅さんばかりが登場するというので、あせっているんでしょうか。

菅さん、そんな雑音に惑わされずがんばって下さい。今菅さんの最大の頑張りは『やめない』ということですから。
今までの対応、誰がやったとしても菅さんよりうまくやれた人なんていないんですから。これから先、仮に菅さんが別の人に代わって事態が好転したとしても、それは菅さんがそのまま続けていたとしても好転していたはずのもので、別に菅さんが誰かと交代した結果ではないんですから。

今の政治家の騒音を聞いていると、赤ん坊の大泣きのようですね。何か大きな事故に遭いそうになって、その直後はビックリして声も出ないで固くなっているたが、すぐにお母さんが手当てしてくれて「もう大丈夫」と胸に抱かれた途端安心して大声で泣き始め、「もう大丈夫だから」といくらなだめてもなお一層大声で泣き続けるという、良く見慣れた光景です。

被災地ではようやく水も食べ物も、ガソリン・軽油・重油も届くようになったようです。住宅も建設が始まって、届きつつあります。
この次はお金を届けることです。初めは義捐金とか保障金とか賠償金を届けるということになるのでしょうが、そのあとできるだけ早く被災地の住民・企業が自分で働いてその対価としてお金を稼ぐ・・・そのような形でお金を届けることです。
そこまで行けばもう誰がやっても大丈夫ですから、交替しても良いです。それまでは大変でしょうが、がんばって下さい。

大変な時に強力なリーダーが必要だ、などというタワ言に耳を貸す必要はありません。日本人はそんなにだらしがない民族じゃありません。リーダーが必要だというのは、リーダーがいなければ何もできない、ひ弱な連中の言うことです。日本人はリーダーなどいなくたって、自分達で着実に問題を解決できるし、実際そうしていることがこれまでのニュースではっきりわかります。

今総理大臣がしなくちゃいけないのは、そのような自主的な復興の動きを止めないため、訳の分らないデマや噂話をできるだけ抑えることと、自主的な動きを邪魔する雑音を排除することです。

日本の官僚は優秀ですから、ほっといても復興に向けてのプランをすでに練っているはずです。彼らがいなければ、誰かが菅さんに代わったところで何もできないのは、はっきりしています。
1ヵ月以上もこの震災で、地震そのもの以上に振り回されてお疲れだと思いますが、めげないで、あきらめないで、がんばって下さい。

Leave a Reply