菅さんもようやく辞めることにしたようですね。もちろん、国債増発法案と電力買取法案の成立と引き換えということですから、まだ最後までどうなるかわかりませんが。
菅さんが辞めるんだったら、ということで、この法案は殆ど議論もしないで国会で成立しそうな勢いです。今まで審議が止まっていたのは、単なる国会議員のパフォーマンスということでしょうか。
後継の民主党代表選、野田さんが「大連立」と言い出したようですが、中味がわかりません。
首班使命で谷垣さんに投票するから大連立に乗ってくれ、というんでしょうか、とりあえず総理大臣は民主党にくれるなら大臣の椅子の半分は自民党と公明党に渡すから、という位の気持でしょうか。
あるいは3つ4つの大臣の椅子で大連立してくれ、ということでしょうか。どちらにしても民主党の先生方も自民党の先生方もすんなりウンとは言えないでしょうね。
大連立を看板にして民主党の代表選に勝って、そのあと自民党・公明党に「ノー」と言われたらどうするんでしょう。大連立に投票した民主党の先生方はアホみたいなものですね。
まあ、菅さんの不信任案に反対投票して菅さんが辞めないで怒っているのもアホみたいなものですから、同じことかもしれませんが。
ということで、8月末の国会閉幕に向け、国会議員の先生方は一生懸命話題作りに励んでくれています。
それで多少とも暑さを忘れることができれば、それで良しとしましょうか。