Facebook 始めました

Facebookがはやっているのは知っていますが、特にそれを使う気にもならず、オープンにするならインターネットで完全にオープンにすれば良いし、オープンにしないなら誰が入ってくるかわからないFacebookでオープンにすることもないし、と思うのですが、友人に熱心に勧められて、始めてみることにしました。

何年か前Mixiも同様に、何人かの友人に熱心に勧められて始めたのですが、FacebookもMixiも同じようなものだろうと思っていました。

Mixiの場合、すでにMixiに入っている人からの紹介メールがあって初めてMixiに入るということになるので、Facebookもそうかなと思っていたら、そんなメンドクサイことはなく、いきなり勝手にFacebookのサイトに登録して始めることができると聞かされて、やってみました。

名前と生年月日、メールアドレスとパスワード等を入れれば、もうそれでOKです。とりあえずそれだけじゃちょっとソッケナサスギルカナ?と思って、ついでに会社名だけ入れておきました。

するといきなり出てきたのは、「これこれの人達は知り合いじゃありませんか。お友達になりませんか。」というお誘いの画面です。

このFacebookというのは、このようにしてFacebookに参加している人達を「お友達」という形でつなげていく仕組みのようです。で、そこに勝手に出てきた人達が皆、良く知った人達です。

私もインターネットでいろいろやっているので、それを検索して見つけようと思えばそのような「お友達候補者リスト」を作るのはそれほど難しいことではないかも知れませんが、それにしてもそのスピードの早いこと、数の多いことには驚きます。常日頃からこの「お友達候補者リスト」を作るために、ネット上の情報の検索をしているんでしょうね。

この「お友達候補者リスト」は膨大にあるようで、「知り合いじゃありませんか」というお誘いは入れ代わり立ち代りいくらでも出てきて、そのうち知らない人の方が多いようになりましたが、どんどん新しい人が出てきます。

とりあえずFacebookを始めるように勧めてくれた人達とはお友達になったのですが、そうすると今度は「お友達のお友達はお友達だ」とばかりに、「この人とあなたには共通のお友達がいますから、この際直接のお友達になりませんか」というお誘いの画面が出るようになります。お友達のお友達はお友達だ・・・という具合に増やしていったら、あっという間にとんでもないことになりそうです。

それとは別に「お友達探し」ということで、メールアドレスで探したり、出身地・現住所・出身大学・高校・会社名等でいくらでもお友達候補が検索できて、そこで出てきた人の写真その他で「あっあいつだ」となったらすぐに「お友達になろう」という手続きでお友達になれるという仕組みです。

そしてそのオトモダチ達がFacebookで何をした、何と言ったということをこちらが頼みもしないのに報告してくれるというわけですから、その報告をチラチラ見るだけでいくらでも時間がかかりそうです。

いずれにしても、とんでもない世界ですね。

「Facebookは実名で参加するから安心」という話もありましたが、これも本人の意識の問題で、別に嘘の名前で登録しても大丈夫のようです。本人確認の手続きはありませんでした。

最初に登録して使えるようになるのに、登録したメールアドレスにFacebookが送信するメールについてくるボタンを押す必要があるので、メールアドレスは必要ですが、そのメールアドレスで誰の名前で(どんな名前で)Facebookに登録するか、チェックする手段はありません。

まだお友達がほとんどいない時点で、早くもFacebook経由でスパムメールも来ています。

これから何が起こるのか、もう少し見てみようと思います。

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