週末、オウムの菊地さんの逮捕でちょっとかすんでしまいましたが、橋下さんの大飯原発再開容認のコメント、とんでもないことを言ってしまいましたね。
『いつまでもタテマエを言っててもしようがないから』と、今まで自分が原発に反対していたのが建前を振りかざしての反対のための反対でしかなかったということを明白にしてしまいました。
本気で原発に反対し、本気で橋下さんを信じて応援していた人にとっては梯子をはずされたような、裏切られたような思いでしょうね。
橋下さんもそれに気付いて何とか信用を回復しようとゴチャゴチャ言い繕っているようですが、一旦失った信用はまず回復は難しいでしょうね。すぐには目立って変化はないにしても、次第に人が離れていくことになるんでしょうね。
テレビタレントとして大阪府知事になって以来、ずっとテレビに出ずっぱりで視聴率を維持し続けていたんで、橋下さんももうくたびれ果ててしまったということでしょうか。
橋下さんにとっては今回のことはむしろ良かったのかも知れませんね。今までのように視聴率を維持し続けるには、次第に過激なことを言い続けなければならないですし、そうすると命の危険にさらされる、テロリストの標的になることも十分想定されます。
過激な発言のテレビタレントがテロリストに襲われて一躍ヒーローになる、なんていうのも嬉しい話じゃないですしね。