ケインズ・・・2回目

ケインズの一般理論、読み終わりました。
何とも面白かったですね。

全体の議論の内容や主なキーワードもだいたいわかったところで、また2回目の読みに入りました。読み終わった途端にもう一度読む、というのは久しぶりです。

ケインズがこれを書いたのは第一次大戦が終わってアメリカの大恐慌が起こった後の時期ですが、これを戦後の日本の、戦後の復興から高度経済成長を経験し、1980年代後半のバブルからバブルがはじけて失われた10年・20年という経験に照らして読んでみると、よくもまぁここまで書けたな、ケインズというのはもしかすると予言者なんじゃないか、なんて思えてくるのも面白いです。

1回目には面倒くさい所はところどころ読み飛ばしてしまった部分もあるので、2回目はもう少しゆっくり一つ一つの議論を吟味しながら読んでみようかなと思います。

私が一人で面白がっても勿体ないので、これからしばらくこの読書感想文というか読書レポートが続くと思います。

もし良かったら、読んでみて下さい。

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