先日この認可特定保険業について、政省令の案が発表されパブコメの手続きが始まっているということを書きました(3月14日の記事です)。
そろそろ締切りなんですが、良くみると締切りが4月10日、日曜日になっています。珍しいことですね。
まあこの政省令案が発表されたのが3月11日、大地震の当日で、そこからちょうど1ヵ月というだけのことなんでしょうが。
で、この案について認可申請の書類のこととか監督指針に書いてある体制整備のこととか、ちょっと関わっている公益法人の人にお知らせした所、大慌てで相談に来られました。
「こんなことを本気で要求されたらどうにもならない」ということです。監督指針の最初に書いてある『監督指針策定の趣旨』の所を読んでもらったら、ようやく落着いたようです。
今までも公益法人としてお役所とのやりとりは毎年してきているはずなんですが、新しいテーマ(保険)について新しい法律ができて、新しいお役人と話をしなきゃならない、というのはやはり不安なようです。同じように不安に思っている公益法人の共済の担当者の方も多いかもしれませんね。
法律というのはどうしても杓子定規に建前を書き連ねるものですから、その意味をちゃんと理解するのは難しいのかも知れません。