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『特別定額給付金』- さいたま市の場合

月曜日, 6月 15th, 2020

先週私の住んでいるさいたま市から、特別定額給付金のお知らせおよび申請書が送られてきたので、昨日の日曜日に申請書に記入し添付書類を用意し、さいたま市宛て投函しました。

基本的には手続きは郵送で行うようにと書いてあり、オンラインでの手続きについては一切触れていません。市役所等の窓口にも基本的に来るなということでしょうね。理由は当然コロナ対策です。

書類不備で事務が混雑している等と聞いていたのですが、間違いが生じる余地が殆どないような手続きとなっていて、こんなに簡単で良いんだろうか、と思ってしまいました。

またマイナンバーカードに関しても大きな混乱が生じている、なんて話もありましたが、何とマイナンバーなど全く不要な手続きになっていました。

申請書に記入するのは、
 ・氏名(フリガナは印刷済)印鑑(シャチハタ不可)
 ・生年月日 住所は印刷済
 ・日中連絡可能な電話番号(携帯の番号を記入しました)
 ・振込み先の銀行名・支店名・支店コード・種目として、たとえば
  普通預金の所を○する。口座番号・口座名義人の姓・名をカタカナで記入する。
これだけです。

振込口座確認のため、その口座の銀行キャッシュカードのコピーあるいは銀行通帳の1頁目の銀行名・支店名・口座番号・名義人の名前が書いてあるページのコピーが必要です。

さらに本人確認のために運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証・介護保険証のいずれかのコピーが必要です。

ということは、必ずしもマイナンバーカードあるいはマイナンバー自体必要でないということになり、あの大騒ぎは一体何なんだろうということになります。

私はマイナンバーカードも持っているのですが、運転免許証があと1年で有効期限が切れ、これを機に長年続いたペーパードライバーを終了させようと思っているので、運転免許証の最後のお勤めのつもりでこれのコピーを使いました。

振込先口座に関する情報は、コピーを取ったキャッシュカードあるいは通帳に全て書いてあるので、それを書き写すだけです。

家族3人分の申請ですが、振込先口座も本人確認も私の分だけで済んでしまいます。

この手続きは市区町村単位で行われていて、さいたま市は案内が来るのが遅かった分、他の自治体のやり方を参考にしたのか、かなり簡素化された手続きになっているようです。

申請書と添付書類を封筒に入れ郵便ポストに入れれば、あとは振込みの通知を待つだけです。

私が通勤に使っている駅の前にあるポストは投入口が2つあり、普段は『葉書・手紙用』とそれ以外の『大型封筒等用』になっていて、これが年末年始には『年賀状用』と『それ以外用』になるのですが、今は何とこの『給付金申請用』と『それ以外用』になっていて、やはり全所帯が申請するというのはとんでもない話なんだなと思いました。

国会等では外注業者に支払う金額が大き過ぎるなんて議論がありましたが、さいたま市の手続きでは①案内を送る郵便代 ②申請書と添付書類を返送する郵便代(受取人払いの返送用封筒が入ってました) ③振込予定が分かった時に連絡するための郵便代と、3回分の郵便代と給付金を口座に振込むための振込手数料と、これが全て市の負担になりますから、全所帯となると(人口130万人、世帯数60万世帯)これだけでもかなりの経費になりそうです。

申請の受付から振込みまで10日~20日かかるということなので、今月中に入金されるか来月になるか、楽しみです。