Archive for 7月, 2010

remains

日曜日, 7月 25th, 2010

バーナンキ議長の発言が話題になっています。
アメリカの経済が『異例なほど不確か』と言った、ということでマーケットが大きく下がったり上がったりしました。

そのニュースのテレビ画像でもちょうどその発言の所を流していたのですが、なんとなく『remains』という言葉を聞いたような気がしていました。

原文を確かめてみると、そこのところは
『remains unusually uncertain』
となっていました。

確かに『unusually uncertain』は『異例なほど不確か』ですが、その前の『remains』は『だ』ということではなく、『以前からそうだが、今もまだそのままだ』という意味のはずです。

どういうわけか、日本のテレビのニュースや新聞ではこの『remains』が省略されてしまって、『異例なほど不確か』だ、という具合に報道されていたので、この『remains』が気になってしまった、ということです。

もちろん私は普段から英語のニュースを見たり英語の新聞を読んだりしたりしているわけではなく、何か必要なときだけ仕方なく英語を読んだりするだけですが、今回は日本のマスコミの不思議を見たような気がしました。
『以前からそうだが、今もまだそのままだ』ということであれば、『そのまま』でそんなにマーケットが急変動することもなさそうなのに、何でだろう、とちょっと気になった、ということです。

いずれにしても、日本はバブルがはじけてもう20年ですが、アメリカはまだ『始まったばかり』ですから、これからもマーケットの動きには当分一喜一憂が続きそうですね。

しばらくは落ち着いた日々が、、、

月曜日, 7月 12th, 2010

大相撲名古屋場所もスタートし、参院選も終わり、ワールドカップも終わりました。
ようやくしばらくは落ち着いた日々が送れそうです。

菅さんも選挙対策のダンマリ戦術はもう解禁でしょうから、敗軍の将、これからは大いに語ってくれるでしょう。

民主党の中では敗戦の犯人探しが始まるんでしょうが、枝野さんも黙って引っ込むような人じゃありませんし、小沢グループの複数立候補戦術が惨敗ですから、攻める方も勢いが出ませんね。小沢さんに対する検察審査会の結論もそろそろ出る頃ですし。小沢さんはしばらく前から行方不明のようですね。

とりあえず形だけ国会を開いて、すぐに夏休みに突入ということでしょうか。郵政法案がまたまた先送りされると亀井さんは面白くないでしょうが、国民新党も敗戦組ですからあまり強くも出られませんね。

いずれにしても「ねじれ国会」ですから何も決まらず、いたる所で欲求不満が溜まるんでしょうね。

例の「年金払タイプの死亡保険の最高裁判決」、その前の高裁の判決文と、その前の地裁の判決文が手に入りました。やはり非常に面白い議論が展開されています。

わかりやすく整理してお知らせしようと思います。しばらくお待ち下さい。

収入保障保険タイプの「二重課税が違法」

木曜日, 7月 8th, 2010

収入保障保険タイプの死亡保険について、「二重課税が違法である」という最高裁の判決が7月6日に出て、大騒ぎになっています。

詳しくはまたどこかにまとめる予定ですが、要は、
年金タイプの死亡保障についてその年金受給権が相続税の対象となっているにも関わらず、年金受取の際にその受取年金に対して改めて所得税を課すのは二重課税であり、所得税法違反である。
というもので、二重課税方式で税金を計算した税務署の更正(税務申告の修正のこと)は誤りであることを明らかにしたものです。

この二重課税方式の計算は、別にこの件の税務署だけでなく、どこの税務署でも同じように行なわれているので、この判決により全国的に税金の計算を直さなければならないことになります。

財務大臣は「この誤りにより取り過ぎた税金は払い戻す。法律上は5年前までにさかのぼって返す必要があるけれど、5年に限定しないでもっと前までさかのぼって返す」と宣言してしまいました。

まさに選挙の真っ最中の出来事なので、民主党に少しでも良い印象を持ってもらおうとしてこんなことを言ってしまったのでしょうが、事はそう簡単には行きそうもありません。

最近ではあまり話題に上ることもなくなってしまいましたが、年金記録問題の「消えた年金」。「全部記録を正しくして払います」と大見得を切ってしまってから、実際にはそんなことは現実的にほとんど不可能だとわかってダンマリを決め込んでいる、その二の舞にならなければ良いんですが。

今回の最高裁判決は、その最大のポイントは二重課税の問題なのですが、実はもう一つ「受取年金に対する課税の取扱い」という問題も同時に提起しています。

どういうことかと言うと、相続税の計算の対象となる年金受給権については、もうそれ以上所得税の対象としてはいけないけれど、実際に貰う年金の総額がその年金受給権を上回る部分については、これは利息収入(資産運用益)として所得税の対象とすると言っているんです。

これまでの考え方では、この資産運用益の部分を計算するのに、年金受取(見込)額の総額と、年金受給権との比を取って、受取る年金のうち一定割合が資産運用益の部分だとして計算することになっていました。

ところが今回の最高裁の判決では、1回目の年金については年金受給権が発生した途端に年金を受取ることになるので、資産運用期間がないため資産運用益もないはずで、1回目の年金は全て年金受給権をとり崩したものと考えるべきだと言っています。となると、2回目以降の年金に資産運用益を割り振ることになるのですが、それをどうやるかということは最高裁は何も言ってません。

1回目の年金について取り過ぎた税金を返すというのであれば簡単ですが、2回目以降の年金についても返すためには、2回目以降の年金について資産運用益をどう計算するか決めないとなりません。1回目の資産運用益がゼロになった以上、2回目以降の年金について資産運用益は年金額の一定割合というのも不自然でしょう。まずは「税務当局がこの計算ルールを決める」という所から始めなければなりません。年金額のうち資産運用益の割合が毎回変わることになると、税金の計算もその分面倒くさくなります。

これだけでも「返す」というのがそう簡単じゃないことがわかります。

さらに最高裁の判決は所得税のことしか言っていないんですが(これは、裁判の目的が所得税の確定申告の話なのでそうなるのは当然なのですが)、所得税以外の税金はどうなるんだという話は当然出てきます。

それだけじゃありません。今回の判決は「所得税の税額の誤り」について言っているだけじゃなく、その元となる「課税所得」「総所得」についても従来のやり方が間違っていると言っています。そうなると税金以外のところでも「所得に応じて」というのは、いくらでもありそうです。

特に社会保険関係の保険料だとか給付だとか、所得に応じて決められているものもたくさんありそうです。財務大臣の「全部返す」発言は、一体どこまでの範囲を意味するものなのか、多分、あまり何も考えずに言っているんでしょうね。

生命保険会社はとりあえずこのような年金の支払のデータの提出を求められることになるんでしょう。本来このようなおかしな二重課税を、生命保険会社が率先して是正するよう税務当局に働きかけなければいけなかったのに、それをちゃんとしてこなかったのですから仕方ありません。

年金を支払う際には生命保険会社は所得税の源泉徴収をしているのですが、この二重課税問題でもしかすると源泉徴収の計算ルールも変更になるかも知れません。そうなるとそれに対応してコンピュータシステムの手直しも必要になります。

税務署は税金を取るためにお金をかけて体制を整えているんですが、今度は税金を戻すために体制作りと実際作業のためにお金をかけなきゃならないんですから、大変ですね。

暗黒星雲の恐怖 (その3)

火曜日, 7月 6th, 2010

さて6月1日月曜日。今日は順天堂病院に行く日です。大学病院だから多分とてつもなく時間がかかるだろう、今日も仕事はできそうもないなと思って出社しました。
朝のミーティングのあとすぐに順天堂病院へ。素晴らしい病院で、受付も機械化されていて中も綺麗で申し分なしです。今日もしっかり読む本を用意していますから、いくら待たされても平気です。
視力の検査・眼圧の検査・眼底の検査・聴覚の検査・血圧の検査等々、山ほどの検査(検査と検査の間に山ほどの待ち時間)。最終的な診断は4時ころです。
「多分原田病だと思われます。最後のダメ押しで明日髄液の検査をします。その結果、最終的に原田病だと決定します。また明日朝から来て下さい。原田病の場合、入院になります。」
ヘトヘトになり、食べ損なった昼食を食べてオフィスに戻ったのが5時ちょっと前。「また明日病院になりました」で、月曜日は終わり。予定通り仕事は何もできません。
次いで6月2日火曜日、髄液を取る検査です。背骨の間から注射針を脊髄に刺し脊髄液を取るのですが、ちょうどそのあたりは中枢神経が走っています。検査の担当の若いお医者さんが「へたに神経を傷つけるとエライことになります。注射針が神経に触れると足がちょっと痺れるかも知れません。危険はありますが検査して良いですか?」
この期に及んで検査しますか?しませんか?もありません。こちとらまな板の鯉ですから「好きなようにして下さい」てなもんですが、「それでは膝を抱え込んで、できるだけ背中を丸めて下さい。」・・・そんな格好でベッドの上に丸くなって、何とも情けない限りです。先生は背骨の位置を手探りで確かめながら注射針を刺すのですが、何かウッと押されるようでかなり痛いんです。どうも針が骨に刺さると痛いようです。神経の近くに行くと電気が走ったり、足や腰が痺れたりするようです。
「このあたりかなり骨が変形しているようで、なかなかうまく刺さりませんね。」何しろ背骨が首の方からお尻の方へかけて積み重なっています。それを背中を丸めることによって背骨と背骨の間を広げて、この広がった所に注射針を刺して背骨の真中を通っている脊髄に到達しようというのが先生の方の作戦ですが、背骨の方も単にだるま落としのように円盤が積み重なっているわけじゃありません。滅多なことじゃ背骨がずれたりしないように、その中を通っている脊髄や中枢神経を守るように上下の円盤がそれぞれ上下に枝を伸ばして、ちょっとやそっとじゃ円盤が横にずれないようになっています。そしてその隙間から神経が出て身体の隅々に走っているといった具合です。
針を刺そうとすると、まずこの上下に伸びた枝が邪魔になります。そこを避けても今度は神経に触らないようにしなくちゃなりません。若い頃サッカーをやったりその後のギックリ腰で、私の背骨はかなりイビツに成長しているもようです。
先生が私の背骨のあたりを手でさすって「この辺りだろう」とそろりそろりと針を刺すとウッと痛くて声を出す。また手探りでこの辺りかとそろりそろりと刺す。何となく電気が走ったようで声を出す。こんなことを繰り返していると、エアコンのクーラーは十分効いているのですが、じっとり汗をかいてきます。
多分こんな注射は看護婦さんの方がよっぽどうまくやれるんでしょうが、この検査はお医者さんがやらなきゃならないことになっているようです。何回かやるうちこっちも疲れてきますが、先生の方もかなりお疲れのようです。ウッと言ったりピリッと来たりビリビリと来たりもありますが、その間の今か今かの不安の方がクタクタの原因のようです。
ちょっと一休みして、また再開です。
こんな具合じゃ検査はもう無理かなと思った頃、今度は何か痛くありません。「うまく刺さったんですか?」「うまくいったようです。髄液が取れてます。」うまく行けばちっとも痛くないようです。
当初の予定では10時半に髄液を取って検査に回し、その結果を受けて12時頃診断なのですが、髄液が取れたのがもう12時近くです。「髄液はうまく取れました。しばらくこのまま安静にしてて下さい。」注射針を刺したあとの穴は、そこからばい菌なんかが入るとストレートに脳まで行っちゃいますから大変です。しっかり消毒して絆創膏みたいなものをべタッと貼って、「今日はお風呂に入らないで下さい。シャワーもダメです。」「こんなに大汗をかいたのに風呂にも入れないのか」とがっかりしましたが、仕方ありません。お医者様は神様です。言いなりにするしかありません。
結局1時間ほどベッドで休み、そのあと待合室で待っていよいよ診断です。
「遅かったですね。検査の結果、間違いなく原田病です。10日程入院してステロイドの点滴をします。いつ入院できますか? 週末になれば相部屋のベッドが空きますが、すぐに入院するなら有料の個室になります。」
「入院は早い方が良いんですよね。すぐに入院して、2,3日個室に入って、週末になったら相部屋の方に移ることにしましょうか。」
「入院中は1日1回、1~2時間の点滴をするだけであとは病室にいる限り、好きにしていて構いません。何もすることがないですから暇ですよ。仕事を持って来て病室で仕事している人もいます。入院の手続きは1階でして下さい。」
「善(?)は急げ」で、翌日から入院することにして、個室の差額ベッド代は3万円くらいでちょっと高いですが、それも週末までのせいぜい数日間と考えればまぁいいか・・・と入院の手続きを済ませ、またまた食べ損なった昼食を済ませてオフィスに戻ったのが前日よりちょっと早い4時くらいです。
またまた1日仕事ができませんでしたが、明日から当分出社できません。前の週の金曜日から連続3日も仕事をしていないんですから、その分病院にこもったまま仕事ができる体制を作らなきゃなりません。病院にこもったままですから、本を読む時間もたっぷりあるはずです。図書館に行ってたっぷり借りてこなくちゃ。入院中のいろいろなミーティングのスケジュールも変更の連絡をしなきゃ・・・等々。
家の近くの市立図書館は夜8時までですから、6時には会社を出ないと間に合いません。それまで簡単な打ち合わせをし、入院中の病院と会社の間の連絡体制(書類の受渡しや電話・メールの連絡等をするため、社員が交代で1日1回オフィスと病室の間の連絡便をしてくれる)を打ち合わせ、顧問先の少額短期保険会社の決算の財務局のヒヤリングに同席する予定をキャンセルしたり、入院が落ち着いたところで会社から病院に仕事用にパソコンを持って来てもらうとかバタバタと処理し、帰宅してから図書館でたっぷり本を借り(もちろん全部病院に持ち込むんじゃなく、読み終わったものから順に家族に家に置いてあるものと交替してもらうというやり方です)、さて大汗をかいたのに風呂に入れないので仕方がありません、たっぷりのお湯で身体を拭いて寝ました。丸1日の病院の、特に髄液の検査で緊張していたんでしょうか、ぐっすり寝てしまいました。

ワールドカップ

月曜日, 7月 5th, 2010

サッカーワールドカップも日本がパラグアイに負けて、マスコミもようやく落着きを取り戻しつつあるようですね。
事実上の決勝戦といわれるオランダ-ブラジル戦の中継を見ました。オランダはさすがですね。
日本代表チームが目指したのは、オランダ流のゲームだったようです。
ただしワールドカップで日本のオランダ流が通用するかどうか、そのための要の中村俊輔の調子が良くなかったためか、予選リーグでは本田を一人前の方に残して残り全員でしっかりゴールを守る守備的な戦法で、ベスト16を確保したということでしょう。
決勝トーナメントのパラグアイ戦ではその戦法を半分だけ元に戻して戦ってみたけれど、惜しい所で勝てなかった。残念でした。

日本代表の選手達には次々に海外の有名チームからの引き合いが入って来ているようですが、日本のサッカーがもう一段国際的になるために私が期待しているのは、岡田監督がどこかの国の代表チームの監督か、あるいはプロのチームの監督にスカウトされないかな、ということです。
とりあえず日本代表の監督は「もういいや」ということのようですが、この実績を持って外国で監督として活躍すると、岡田監督のチーム対日本代表チームの試合など楽しめるのになぁと思ったりしています。
日本も今までずっと何人もの外人に監督をしてもらってきたんですから、そろそろお返しに日本人の監督を外国に出したらどうかな、と思います。

暗黒星雲の恐怖 (その2)

金曜日, 7月 2nd, 2010

さて翌5月29日いつものように目が覚めて、「さて・・暗黒星雲はもう消えたかな?」と思ってあちこちキョロキョロしてみると、やはりまだあります。これで単なる残像じゃなかったことがはっきりしました。じゃぁ何なんだ?と言っても何もわかりません。
視野の片隅が暗くなっているのはそのままですが、そこの部分も全く見えないわけではありません。視野を移した直後はその部分は真っ暗ですが、しばらくすると暗いのを通してその向こうが次第に見えてきます。その部分だけサングラス越しに見ているような具合です。でも最初からそのつもりになれば、別にそれほど不自由はありません。
テレビを見るのも新聞を読むのもパソコンの画面を見るのも、何の問題もありません。私は普段眼鏡をかけていますが、そのレンズがかなり汚れていたりすると視野の一部が見えにくくなります。それと同じような状況です。
でも正体がわからいのはやはり問題です。このまま暗黒星雲が広がって視野全体に広がるとか、暗さがどんどん増加してその向こうが全く見えなくなるというのは、やはりちょっと困ります。
商売柄、読んだり書いたりは一番大事です。また個人的にもあれこれ本を読むのが一番の楽しみです。とにかくまずは一体何が起こっているのか確認しないと始まりません。
幸い(というよりいつものことですが)、この日は午後アクチュアリー会の会議があるのですが、それ以外は特に予定が入っていません。まずはお医者さんに行って診てもらうことにしました。
とはいえ普段からお医者さんにはできるだけ近づかないようにしていますから、どこに行ったら良いか全く見当もつきません。まずはいつものように会社に行って皆に状況を説明して「今日は病院に行くから」と言うと、すぐに適当なお医者さんを探してくれました。
会社から歩いて3分くらいの、JR神田駅のすぐ近く、1階2階にお寿司屋さんの入っているビルの3階に「神田眼科診療所」という所がありました。それをやっているお医者さんは順天堂病院の出身者で、どこかの市立病院の眼科部長もしていた人のようです。
とりあえず病院ですから午前中くらいはかかるつもりで、待ち時間に読む本をちゃんと用意してその診療所に出かけました。
まさに駅前の診療所ですから、サラリーマンや近所の商店のおかみさんみたいな人など、本当に様々な人が来ています。でも視力検査とかコンタクトがどうしたとか、あまり重大な病気の人はいないようです。しばらく待って、診察です。症状を聞かれ目を覗き込まれて、その後色々な検査です。瞳孔を開いて眼底写真を撮ったり眼圧を測ったり、色々した後またしばらく待たされて、最終的に先生が「網膜剥離のようです。網膜剥離というのは、網膜の一部が破れたり穴があいたりして、眼球の中の水が網膜の裏側にまわってしまって網膜がはがれるのですが、見たところ破れたり穴があいたりしている所がみつかりません。そうすると、もしかしたら「ハラダシ病」かも知れません。いずれにしてもできるだけ早くちゃんとした病院で診てもらってください。お茶の水の順天堂病院で良ければ紹介状を書きます。30分位かかりますけど後で取りに来ますか? 待ちますか?」とのお話です。こちらはあらかじめ読む本は持って来てるし、会社から歩いて3分位とはいえ、行ったり来たりするのも面倒なので、そのまま紹介状を書いてもらうのを待ってオフィスに戻りました。お昼ちょっと過ぎ位に戻れたので、午前中いっぱいかかったことになります。
目がおかしいのにハラダシ病とはこれ如何に・・と思ってちょっとインターネットで調べてみると、「原田氏病」とか「原田病」とかいって、その昔原田さんというお医者さんがみつけた病気のようです。その後入院した順天堂病院の先生方はもっぱら「原田病」と言っていました。こちらは最初の神田眼科診療所の先生の「ハラダシ病」の名前が気に入ってしまっていたので、基本的にこちらの名前を使うことにしました。
あまりありふれた病気ではないけれど、ネット上に結構色々な記事がある所を見ると、それほど「滅多にない」病気でもないようです。いずれにしてもこれに決まったわけではないので、まずは順天堂で診てもらってからのことです。
午後はアクチュアリー会の会議に参加して、夕方戻って来てまたネットをちょっと調べ、結局仕事は何もしなかったけれど、何となくくたびれてしまいました。
神田眼科診療所の先生は「なるべく早く」と言ったけれど、明日は土曜日です。順天堂病院は土曜日もやっているかどうか聞き損ってしまったけれど、やっぱりフル稼働の月曜日の方が良いよね、と勝手に理屈をつけ、いつものように土曜日はお休みにしよう!と決めて帰宅しました。
時々「もしかするといつの間にか暗黒星雲が消えてしまっているんじゃないか」と思って、そのつもりで視野を動かしてみたりするんですが、やはりしっかりあります。
そんなことを気にしないで、誰かと話をしたり書類を見たりしている分には殆ど気がつきません。「まぁなるようにしかならない。明日は休みだ」と、いつものようにぐっすり眠ってしまいました。

消費税を返す

木曜日, 7月 1st, 2010

菅さんがサミットから帰って来て選挙運動に戻った途端、とんでもないことを言い出しましたね。
消費税率を上げる代わりに低所得者層には払った消費税を返すとのことです。具体的にどうやって返すか、考えているんでしょうかね。
お金というのは取立てるのは難しくなくても「払う」というのはなかなか難しいものです。「税金」というお金を取立てるためだったら多少のお金を使って、そのための体制を作ることができます。でもお金を払うためにさらにお金をかけて体制を整えるというのはなかなか簡単じゃありません。
生命保険会社でも保険料というのは加入者の方に「払込の義務」があって、保険会社の方に「徴収する権利」があるわけじゃありません。でも実際は保険会社の方が一生懸命お金をかけて保険料の取りっぱぐれがないようにしています。
保険金の方は保険会社の方には支払いの義務があるのですが、加入者の方から請求がないとなかなか払うのが難しいのです。そのため保険金の不払問題などが発生したりすることになります。
まだ去年のことですが、「定額給付金を払う」という制度ができました。これも「お金を払う」という制度ですから、市町村の窓口は大変な思いをしたはずです。この4月に総務省が発表したところによると97.7%の支払率ということですから、不払が2.3%あるということですね。対象世帯数が55百万世帯ですからその2.3%で計算して、約126万件の不払が発生しているということです。
年金制度も国民年金の保険料未納が良く話題になりますが、年金記録の問題などもあり、年金の不払がどれだけあるかもわからない。不払率の計算すらできないということです。
まぁ菅さんのアイデアが実現されることはないんでしょうが、そうするとまた『口からでまかせの思いつきしか言わない』と民主党が批判されるんでしょうね。それが選挙の前なのか後なのかわかりませんが。