北海のガス田で大規模な天然ガス流出事故が起こって、「ガスくみ取りプラットフォームで働いている何百人もの人が全員避難」という話がこの前の日曜日から発生しているようですが、日本のテレビや新聞ではほとんど報道されませんね。
日本のテレビのニュースは特に大震災以来あまり面白くないので、出勤前の朝のテレビニュースはNHK BSの海外のテレビ局のニュースを日本語に直したものを見ています。
私が見る時間帯では、ロシア・オーストラリアのテレビ、アルジャジーラなどが毎回登場するので、日本のテレビではあまり流れない面白いニュースを見ることができるのですが、昨日はこの天然ガス田のニュースもやっていました。
メタンガスが流出し、いつ爆発するかわからないし、流出したガスの中には有毒な硫化水素ガスも含まれているので、ガス田の周囲何キロには立ち入ることができないということです。この流出を止める作業も、少なくとも半年はかかりそうだという話でした。
「近寄れない」ということは、「当面放置」ということですね。
海外のニュースでは、メタンガスは温室効果ガスとしては二酸化炭素より20倍も効果があるとか、この事故で株価が下がっているとか、いろいろな話がありますが、日本では消費税引き上げの民主党のゴタゴタの方が大事なようですね。
確認のため英文のニュース記事を久しぶりに読んでみたら、Greenhouse gasという言葉が出てきました。何だろうと思ったら、「温室効果ガス」のことなんですね。
温室効果ガスというと、「地球が熱くなって大変だ」というイメージですが、Greenhouse gasと言われる何となく地球が緑に覆われて、良かったね、というようなイメージですね。
いよいよ3月も終わり、補正予算もできたし、あとは解散だけですね。
消費税引き上げ法案が国会に出されたら、次はこれを可決してから解散するのか、可決する前に解散するのか、自民党も悩ましい所ですね。
まず手始めに国民新党の分裂騒ぎですが、これが民主党の分裂、自民党の分裂のきっかけになるのでしょうか。当分賑やかなことでしょうね。