Archive for 8月, 2016

『橋本大佐の手記』 中野雅夫

月曜日, 8月 15th, 2016

この本はいわゆる昭和維新の、陸軍青年将校の集まり『桜会』の創立者(の一人)であり、昭和6年の三月事件・満州事変・十月事件に深く関わり、戦後東京裁判で終身刑となった橋下欣五郎の『昭和歴史の源泉』と題する手記に、著者の中野雅夫が注釈およびコメントを付けたものです。

この手記自体、橋本欣五郎が手書きのカーボンコピーで5部作製し、それが全て消滅した後、昭和36年になって元の手記の筆写コピーが見つかったと著者が発表したものです。

で、この筆写コピーの一冊しか残っていないのですが、内容からすると多分これは橋本欣五郎の書いたものに違いなさそうです。

この手記の中で橋本欣五郎は上記の三月事件・満州事変・十月事件について、その中心人物の一人として当事者以外には分からないことをいろいろ書いているのですが、だからと言ってそれが真実だ、ということではなく、『橋本欣五郎が思っていた限りの真実』だということになりそうです。

三月事件というのは、陸軍中枢部が東京に騒ぎを起こし、時の内閣を倒して陸軍の宇垣大将を首班とする内閣を作ろうとした事件で、実行の直前になって、騒ぎを起こさなくても内閣が倒れて自分の所に総理大臣が回ってきそうだと考えた宇垣が降りてしまったので、そのまま中止になった事件です。

陸軍の中枢部(陸軍次官・軍務局長・参謀次長・第二部長)という陸軍大臣と参謀本部長に次ぐ人達が事件を起こそうとした張本人の事件ですから、誰が誰を処罰するということもなく、すべては曖昧なまま終わってしまったようです。

次の満州事変については関東軍が事件を起こし、日本国内では陸軍省・参謀本部とも事件の拡大を止めるため次々に命令を出した時、参謀本部のロシア課にいた橋本欣五郎はその都度、その命令は建前上のもので本音は事件の拡大・満州の制圧だからどんどんやれという意味の暗号電報を送り事件を拡大した、という事件です。その後、満州は独立して満州帝国となり、昭和10年には満州帝国皇帝溥儀が来日しているのですが、その最大の功労者である橋本は、その功績が正当に評価されていない、と不満に思っていたようです。これが手記を書いた理由なのかもしれません。

次の十月事件は、当初国外で事を起こす前に国内の体制を整える方が先だと考えていたのに、満州事件の方が先になってしまったので、急遽国内体制を整備するために国内でクーダターを起こし、陸軍主導の政治体制を作ることを目的としたものですが、実行の数日前に計画が明るみに出て、橋下ら首謀者が旅館に軟禁され事件の実行に至らなかった、というものです。

この事件では2.26事件と同様に閣僚や政財界人を殺害し、警察や新聞社を襲撃し、クーデター内閣を作る計画で、そのために飛行機や爆弾、毒ガスまで用意したというものですから、なかなか本格的です。

この一連の事件が翌昭和7年の5.15事件、昭和10年の天皇機関説事件、相澤中佐の永野軍務局長惨殺事件、昭和11年の2.26事件につながっていくわけで、このあたりの歴史を理解するのに貴重な本です。

また、この手記には杉山茂丸や頭山満なども登場しているので、その面からも面白いと思います。

著者の中野雅夫という人のコメントもなかなか面白いです。この人はこのあたりの戦前の昭和史研究を行ったジャーナリストで、何冊もの本を書いています。

この橋本欣五郎の手記によると、10月事件の時のクーデター計画は2.26事件のクーデターもどきよりはるかに徹底していたもののようですが、実現性については疑問です。

全ては橋本欣五郎その他ごく少数の人だけが知っていて、現場の将校達は橋本欣五郎の命令でごく当たり前のように部下の兵士たちを動かして重臣たちを殺害することが前提となっているようですから。
橋本大佐というのは参謀本部にいた人なので、自分が作戦を立てて命令すれば現場の将校はそれに従って行動する、と何の疑問もなく思っていたんでしょうね。

しかしこの昭和6年の一連の動きが2.26事件につながり太平洋戦争につながってしまったことを思うと、この手記およびそれに対する著者のコメントは一読の価値があります。

このあたり、陸軍や青年将校や昭和維新などに興味がある人にはお勧めです。

アフラックの『給与サポート保険(就労所得保障保険)』

木曜日, 8月 4th, 2016

ライフネット生命は株式を公開しているので、ライフネット生命の投資家向けの掲示板がネット上にあります(ライフネットのサイトとは別の、yahooのサイトです)。

投資家がどんな事を考えているのか知るためにこのサイトを見るようになり、なかなか楽しいのですが、近ごろ『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』が話題になりました。これはアフラックが『給与サポート保険(就労所得保障保険)』を発売することになり、ライフネットの商品と直接バッティングしてしまうということからです。

で、商品の優劣比較の話から、保障内容の違いの話になりました。

成り行きで私もライフネット生命①『働く人への保険(就業不能保険)』、その改良型の②『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』、アフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』の3つについて約款を読んで、簡単にコメントしました。

ライフネット生命の①『働く人への保険(就業不能保険)』は被保険者が『就業不能状態』になり、その状態が180日を超えている場合に給付金を払います。その『就業不能状態』というのは『入院または在宅療養しており、少なくとも6ヵ月以上いかなる職業においても全く就業ができないと医学的見地から判断される状態』と定義されています。

次にその改良型の②『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』では被保険者が『就業不能状態』になり、その状態が支払い対象外期間を超えている場合に給付金を払います。この商品では『就業不能状態』は『入院または自宅等で在宅療養している状態』と定義されています。
ここで在宅療養については、『軽労働または座業ができる場合は在宅療養をしているとは言いません』という注がついています。

最後にアフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』では、被保険者が『就労困難状態』に該当し、それが60日継続した場合に給付金を支払います。この『就労困難状態』とは、『入院・在宅療養あるいは国民年金法に定める障害等級1級または2級を含む所定の障害状態に該当した場合』と定義しています。

ライフネット生命の①『働く人への保険(就業不能保険)』の『少なくとも6ヵ月以上いかなる職業においても全く就業ができないと医学的見地から判断される状態』というのは、医学的見地から何をどうやって判断するんだろう、そんな診断を求められたお医者さんは困るだろうな、ライフネットは何らかのガイドラインなりマニュアルなりを用意してお医者さんに提供しているんだろうか、と思います。

ライフネット生命の次の②『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』では、診断の内容はかなり分かりやすくなっていますが、それでも『軽作業または座業』ができるかどうか、というのはどうやって見極めるんだろう、と思ってしまいます。『できる』というのは実際にやってみれば良いので判定しやすいですが、『できない』というのはなかなか判定が難しそうだなと思います。

その点アフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』ではそのような判断は不要で、入院しているか自宅等で在宅療養しているか、あるいは具体的に列挙されている障害状態に該当するかどうかの確認ですから、お医者さんも気が楽です。

そこであとは働ける、あるいは働いている時でも給付金が支払われるのかどうか、ということになります。

ライフネット生命の①『働く人への保険(就業不能保険)』では明確に『いかなる職業においても全く就労ができない』となっているので、働ける、あるいは働いている場合は給付金が支払われないことは明らかです。

そこであとはライフネット生命の②『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』と、アフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』ですが、どちらも入院については例によって『治療に専念している』という条件が付いています。これを『治療に専念していれば働いていても給付対象になる』と考えることもできるし、『働いているんなら治療に専念しているとは言えないから給付対象にはならない』と考えることもできます。

自宅等での療養については、ライフネット生命の②『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』では『軽労働または座業ができる場合は在宅療養をしているとは言いません』という注により、働ける・働いている時は給付の対象にはならないんだろうな、と思います。アフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』ではこれまた『治療に専念し』という文字がついているので、入院の時と同じような問題になります。

最後にアフラックの③『給与サポート保険(就労所得保障保険)』の障害状態については、その障害状態に該当するかどうかだけが要件になるので、働けるか働いているかにはかかわりなく給付金は支払われることになります。

とまあ、だいだいこんなことをコメントした所、その掲示板の参加者から、これらの保険は『働けない時の保険』なんだから、働ける時・働いている時に給付金が支払われるわけがないじゃないか、という投稿がありました。

私としては約款を読むとこういう解釈になる、という話をしたのですが、その人はアフラックのコールセンターに電話して確認したんだ、と言っているので、先日アフラックのコールセンターに電話して聞いてみました。すると驚いたことにコールセンターの担当者もその人と同じように『この保険は『働けない時の保険だから、働ける時・働いている時は給付金は支払われません』という答えでした。

約款の『就労困難状態』の定義には、働けるとか働いているとかの条件は付いてませんよ、といくら言っても答えは変わりません。ちゃんと確認してくれと言うと、しばらく待たされて『確認しました』と言って、答は変わりません。

何度か繰り返し確認して分かったのは、『就労困難状態』というのは『就労が困難な状態』だから働ける・働いているという状態は『就労困難状態』ではない、という話です。

『就労困難状態』というのは『就労が困難な状態』ではなく、約款に列挙してある状態のことではないんですか、と言っても、答は『就労困難状態』というのは『就労が困難な状態であって、約款に列挙してある状態ということだ』という答えです。

これ以上は話をしてもラチがあかないので、アフラックの商品担当の人に確認したのかと聞くと、コールセンターで受けた電話なのでコールセンターの中のこの保険に詳しい人に確認した、商品担当の人には確認しないという答。商品担当の人と話をしたいと言っても、コールセンターで受けた電話なので商品担当の人につなぐことはできないという答。商品担当の人に電話したいと言っても、コールセンターで受けた電話なので商品担当の部署の電話番号は教えられない、という回答でした。

コールセンターの担当者としては首尾一貫した見事な対応です。話がなかなか進まないで私がちょっときつい言い方をした時も、あくまで丁寧な受け答えで素晴らしい対応でした。

ということで、コールセンターのあまりの素晴らしい対応の結果、アフラックの商品部門に直接の知り合いのいない私としては、ニッチもサッチも行かなくなってしまって、仕方なくこのブログに書くことにしました。

この3つの約款は

  1. ライフネットの『働く人への保険(就業不能保険)』
    https://www.lifenet-seimei.co.jp/shared/pdf/LIFENET_policy_201412_1000.pdf
  2. ライフネットの『働く人への保険2(就業不能保険(2016))』
    http://www.lifenet-seimei.co.jp/shared/pdf/LIFENET_policy_201606_1000.pdf
  3. アフラックの『給与サポート保険(就労所得保障保険)』
    http://www.aflac.co.jp/yakkan/pdf/kyuyo_77875700.pdf

で、pdfファイルが入手できます。

興味がある人は、夏の夜の暑気払いを兼ねて気分転換にこの約款を見て、私の解釈とアフラックのコールセンターの回答のどちらが正しいか、考えてみて下さい。

もし私の解釈が正しくてアフラックのコールセンターが私に対して行ったと同じ説明をしているとすると、これは将来的に給付金不払い問題の原因となるかも知れません。

もしアフラックのコールセンターの答が正しいのだとすると、アフラックの約款の規定がちょっと不備だ、ということになるんではないか、と思います。

もしこのブログの読者の中でアフラックの商品関係の部署に知り合いのいる人がいたら、アフラックの商品部門の見解を聞いて私にお知らせ頂けると有難いです。

インターネットの世界では知り合いの知り合いの知り合いの・・・と、何段階かすると殆ど全世界の人とつながれるという話ですから、うまく行けばこのブログの記事もアフラックに到着し、何らかの納得できる説明が聞けるかも知れません。

なお、厄介なことに、最初に紹介した掲示板では参加者のうちの何人かが同様にアフラックのコールセンターに照会の電話をしていて、ある人は『働けるなら給付金は支払われない』という回答を得ており、ある人は『障害等級1級または2級で給付金が支払われる場合は、働けるかどうか、働いているかどうかに関わりなく支払われる』という回答を得ており、ある人は最初は『支払われない』という回答だったのが、本当にそうか確認してくれと言ったら『確認の結果支払われないと言ったのは間違いで、支払われます』という回答を得ている、と投稿されています。

お勧めしない本

月曜日, 8月 1st, 2016

今まで『本を読む楽しみ』では、お勧めの本の紹介をしていました。

最近読んだ本のうち3冊が、逆に『お勧めしない本」だったので、紹介します。
それでも読んでみよう!という方は、ご自由にお読みください。

1冊目は林 千勝著『日米開戦 陸軍の勝算』という本です。この本では太平洋戦争は日本が勝つ確実なシナリオが出来上がっていたのに、海軍の山本五十六が真珠湾攻撃などシナリオに反することをしたので、必勝のシナリオが崩れて日本が敗けたんだ、と言っている本です。

戦前は陸軍と海軍が互いに悪口を言い合って、戦後も戦争に負けたのも陸軍のせいだ、海軍のせいだという議論があったのは知っていますが、この著者は1961年生まれの人です。こんな人までその議論が引き継がれているのか、とビックリしました。

この本の主旨は、日米開戦に先立って陸軍では『戦争経済研究班』を作り、完全にアメリカに勝てるシナリオを作っていた。にもかかわらずそのシナリオを壊すようなことを海軍がやったものだから、結局日本は戦争に負けた、という話です。

元々日米の国力差から、陸軍ではどうやってもアメリカには勝てないというシナリオをいくつも作っていたのですが、天皇の『どうせやっても勝てない戦争をすべきじゃないんじゃないか』との意向に逆らっても、戦争をするために無理やり作りあげたのがこの『戦争経済研究班』のシナリオのようなんですが、著者はこのシナリオこそ完璧で、完全に正しいシナリオだ、という前提でこれに反する事実を次々に否定していきます。

で、真珠湾攻撃ですが、これをやったことによって、アメリカが本気になって生産力をアップしたら、結果この『戦争経済研究班』のシナリオで想定していた生産力より大きくなってしまったということです。

ここで普通ならそのシナリオの想定が間違っていたんだ、と考える所ですが、著者は山本五十六が真珠湾攻撃などしたからシナリオが狂ってしまったんだ、というわけです。

シナリオではまずイギリスをやっつけるために太平洋は放ぽっておいて、インド洋に出てイギリスとインドの間の流通をストップすることになっているのに、実際はインド洋に出ていく代わりにフィリピンからニューギニア・太平洋諸島に出て行ったのが間違いだったなど、陸軍主導で起こったこともシナリオと違うことは全て海軍のせいにしています。

ある一つの資料がみつかった(と言ってもそのごく一部でしかないんですが)からといって、それが全く正しくて、それ以外の物事がたとえそれが現実であっても全て間違っていると考えられる、その観点で本まで書いてしまうというのは面白いですね。

ということで、この本を読んでみても殆ど役に立ちそうもありませんが、それでもこんな本も読んでみよう、という人はご自由にどうぞ。

2冊目は『アインシュタイン 双子のパラドックスの終焉』という千代島雅という人の書いたものです。

見るからにいかがわしそうな本なのですが、図書館のお持ち帰りコーナーに置いてあったので、どのようにいかがわしいのか読んでみよう、と思って貰ってきました。

読んでみると案の定いかがわしい本だったのですが、そのいかがわしい本を書いているのが大学の助教授だ(書いた当時)というので、さらにヘェーといったところです。

本人は科学者ではなく哲学者だ、ということになっているんですが、物理学をテーマにした本でさんざん物理学者の悪口を言って、いかにも自分の方が分かっているというふりをしている人です。

このテーマの『双子のパラドックス」というのは、アインシュタインの特殊相対性理論に関わる有名な『パラドックス』なんですが、これも世間一般に『パラドックス』と言われているだけの話で、物理学者にとってはパラドックスでも何でもない話です。

本の最後の部分で、これが最終的なパラドックスの解決だと言って、解決にも何にもなってない的外れの議論をしているのにはア然とするしかありません。

で、このパラドックスをめぐって、ニュートンだとかライプニッツだとかの名前を出し、ギリシャ時代のゼノンという哲学者の『ゼノンのパラドックス』の話を出し、自分は哲学者で物理学者ではないけれど、自分の方がよっぽども物理学をちゃんと理解している、物理学者は自分の頭で考えようとしないので何も分かっていないなどと、分かっていないのは本人の方なのにまるで見当違いの非難をすると、中味がまるで何もない本なのにいかにもまともそうな本になって出版される、というのも面白いものです。

中味のまるでない本ですが、いかに中味のない本か確かめたいというもの好きの人には面白いかも知れません。

最後の3冊目は、孫﨑亨さんの『日米開戦の正体』という本です。

この本の著者は外務省で局長をやったりイランの大使をやったりした、それなりの大物の元外交官です。

で、この本ですが、私は今までかなりの数の本を読んでいると思いますが、読んでいて気持ちが悪くなって吐き気がした、というのはこの本が初めての体験です。

と言っても別に気味の悪い話とか怖い話とかが書いてあるわけではありません。太平洋戦争の日米開戦に至る経緯を、いろんな本からの引用で紹介しているだけの本です。

著者は、自分が書いた文章では信用してもらえないだろうから、その当時の人が書いた本から引用するんだと言って、それこそ山ほどの本から数行あるいは10数行ずつ引用して、その引用の間を自分の文章で続けるという形のものですが、その引用されている部分がどのような文脈でどのような意図で書かれているかなどということはまるっきり無関係に、『その当時の人がこう言っているんだからこれが真実だ』という具合に論理を展開していく、そのやり方に何ページか読んだところで吐き気を催してしまった、というわけです。

このようなやり方で文書を切り貼りしていけば、どんな筋書きでも『これが真実だ』というものができるんだろうな、そのために山ほどの文献に目を通し、自分に都合の良い所だけ切り取っていくという大変な作業が必要なんだろうな、そうした所で歴史の現実にはまるで関係ない自分の見たい物しか見えないんだろうな、と思います。

よくもまぁこんなやり方で500ページもの本を書いたものだなと感心します。

で、このようなやり方で主張しようとしているのは、
今の日本が原発の再稼働・TPPへの参加・消費税増税・集団的自衛権・特定秘密保護法などにより75年前の愚かな真珠湾攻撃への道と同じような道を進んでいる。
それは
・本質論が論議されないこと
・詭弁・嘘で重要政策がどんどん進められること
・本質論を説き、邪魔な人間とみなされる人はどんどん排除されていくこと
だ、ということです。

そのように思いたい人にとってはそのように見えるのかな、と思います。
そんな人に付き合いたいとは思いませんが。

真面目に読むと吐き気が続きそうなので、適当にチラチラ眺めながら読むことにしました。この気持ち悪さ・吐き気は他の人も同じ反応になるかどうか分かりませんが、それでも試してみたいと思う人はトライしてみて下さい。

お勧めはしませんが。