昨日のニュースはニュージーランドの地震の話ばかりで、リビアのカダフィ大佐の話も民主党の小沢さんの党員資格停止の話も後まわしになってしまいました。
日本人20何人もの命がかかっているんだと叱られそうですが、リビアの話は何百人か何千人の命がかかっている話です。小沢さんの方はまあ命には関わらないかも知れませんが、「政治生命」という「命」にはかかわるかも知れません。
それでテレビのニュースで見て「あれっ」と思ったのですが、その後新聞やインターネットでも取上げていないような気がするので、ちょっとコメントしたいと思います。
その小沢さんの党員資格停止を決めた会議の最後の締めくくりで輿石さんが「これでケリがついたんだから、今後野党が証人喚問を要求してきても明確に拒否していこう」と挨拶をしたようです。
私もテレビのニュースを見ていて「アレッ」と思った時はもう次の話題になっていましたし、その後この発言の確認の手段もないのですが、「アレッ」と思った記憶ははっきりしています。
「なるほど、そんなことを考えていたのか」と感心したんです。
「党内でしっかりけじめをつけたんだから、あとは野党や国民にとやく言わせる筋合はない」という理屈でしょうか。そんな理屈があったんだとびっくりした次第です。大昔の自民党みたいですね。
もちろん野党はそんなことはお構いなしで証人喚問を要求するでしょうし、肝腎の小沢さん自身、これでけじめをつけられようと思っていないようですから、単に輿石さんがそう考えていたというだけのことでしょうが、この発言に対して会を主催していた岡田さんその他が何も言わなかった(誰かが何か言ったという報道はなかった)ようなのも気になります。一体どうなっているんでしょうね。
それともこの件は全て私のソラミミなんでしょうか。