金曜日に小室直樹さんの本をまた読んでみようかなと書いて、書いた以上早速その手配にかかりました。
普段読む本を入手するのは住んでいるさいたま市の市立図書館で、土曜日に借りに行くことになっています。さいたま市の市立図書館は全部で24箇所もあり、普段は前もって予約の手続きをして近くの与野図書館に送っておいてもらうのですが、金曜日の土曜日ということで時間的には間に合いそうもありません。与野図書館にある本を借りることにしました。
さいたま市の図書館全体だと、小室直樹さんの本は58冊(58種類 同じ本がいろんな図書館に何冊もありますので、その総冊数はこの何倍にもなります)ですが、与野図書館にあるのは8冊だけ。
このうち面白そうなのを1冊だけ予約しました。
「大東亜戦争ここに甦る-戦争と軍隊、そして国運の大研究」という本です。土曜日に借りてきて読み始めた所です。まえ書きの最後に「平成7年8月15日 戦争50年目の夏」と書いてありましたから、今から15年ほど前の本です。
まだ読み終わっていないのですが、先にあと書きをのぞいてみると、その最後に
「戦争に無知な平和主義者が結局戦争を起こすというのが「歴史の鉄則」なのである。だが外交音痴の日本人は、戦前も戦後もこの鉄則を一向にわきまえない。」
と書いてあります。
今の尖閣諸島の騒ぎを見ながら、まさにその通りだなと感じた所です。