ここ3年ほど名大で大学3年・4年の学生と大学院の学生を対象に、生命保険数理の講義をしていました。とはいえ2時間とか1時間半の授業を5回分ということなので、あまりきちんとした話をすることはできませんでした。
今年も同じようになるのかと思っていたら昨年末に急に話が変わって、今年は毎週1回の授業を半期(というのは4ヵ月のことのようです)、15回行なうということになりました。
『色々な大学の数学科でも保険数理には力を入れつつあり、東大でも京大でもあるいは阪大でもそのような取り組みをしているようですよ。名大でもそろそろも う少しちゃんとした対応が必要ではないですか』と私もコメントしてしまいましたので引受けることにしたのですが、これは殆どボランティアに近い全く採算に 合わない仕事です。そのための準備を大学生・大学院生のためだけにするのも勿体ないので、この際きちんと紙に書いて皆様にもお見せしようと思います。
以前から生命保険数理の簡単な解説書を書きたいと思っていた所なので、ちょうど良い機会です。大学での講義は4月から7月位までですので、それに合わせて何とか作り上げたいと思っています。
その実況中継と本の原稿をお見せしたいと思います。
お楽しみ下さい。