8月 30th, 2011
民主党の代表選、野田さんの勝ちで決まりました。
首班指名で野田さんが次の総理大臣になるんでしょうが、いずれにしても総選挙が可能になった段階で、解散・総選挙となるのは避けられないことでしょう。
でも野田さんというのは、菅さんや前原さんのように相手を怒らせて攻撃する、というタイプではなさそうなので、自民党にしても小沢さんにしても、なかなか攻め口がみつからないかも知れませんね。
いずれにしても総選挙ができるようになるまでは、震災の復興をしなければならないんですから、そして復旧・復興が早く進めば、それだけ早く総選挙が可能になるわけですから、自民党も協力するかも知れません。
小沢さんのグループはここまで立て続けで選挙に負けて、もう求心力もなくなるでしょうから、影響力を維持するのは大変でしょう。
次の選挙で民主党が勝てる可能性はかなり低いでしょうから、その意味で民主党政権の幕引きの代表者として良い人が代表になったなと思います。
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8月 24th, 2011
リビアの内戦、ようやく決着がついたようです。
まだカダフィ大佐やその息子達は捕まっていないようですが、ここまで来ればあとは時間の問題でしょう。
反政府側の掃討戦で、いずれはみつかってしまうでしょう。
こうなると次の焦点はシリア。そしてサウジアラビアにいつ火の手が上がるか、ということになるのでしょうか。
リビアのこれからもまだどうなるか全くわかりませんが、時間はかかるでしょうが石油を持っている国ですから、あまりお金に困ることはなく、いずれは落着くと思います。
2011年は大震災と原発の事故、ヨーロッパの金融危機とイスラム諸国の政変と、大きなニュースばかりですが、昨日の晩のテレビは島田紳助の引退がトップのニュースでした。やはり日本は平和な国ですね。
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8月 15th, 2011
菅さんもようやく辞めることにしたようですね。もちろん、国債増発法案と電力買取法案の成立と引き換えということですから、まだ最後までどうなるかわかりませんが。
菅さんが辞めるんだったら、ということで、この法案は殆ど議論もしないで国会で成立しそうな勢いです。今まで審議が止まっていたのは、単なる国会議員のパフォーマンスということでしょうか。
後継の民主党代表選、野田さんが「大連立」と言い出したようですが、中味がわかりません。
首班使命で谷垣さんに投票するから大連立に乗ってくれ、というんでしょうか、とりあえず総理大臣は民主党にくれるなら大臣の椅子の半分は自民党と公明党に渡すから、という位の気持でしょうか。
あるいは3つ4つの大臣の椅子で大連立してくれ、ということでしょうか。どちらにしても民主党の先生方も自民党の先生方もすんなりウンとは言えないでしょうね。
大連立を看板にして民主党の代表選に勝って、そのあと自民党・公明党に「ノー」と言われたらどうするんでしょう。大連立に投票した民主党の先生方はアホみたいなものですね。
まあ、菅さんの不信任案に反対投票して菅さんが辞めないで怒っているのもアホみたいなものですから、同じことかもしれませんが。
ということで、8月末の国会閉幕に向け、国会議員の先生方は一生懸命話題作りに励んでくれています。
それで多少とも暑さを忘れることができれば、それで良しとしましょうか。
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8月 15th, 2011
原発や菅さんやアメリカの支払不能や円高で大騒ぎしているうちに、いつのまにかようやくリビア情勢が決着がつきそうです。
反政府勢力側がようやく首都近くまで攻め込んで、もう少しという所まで来ているようです。
カダフィ大佐もかなり追い詰められているんでしょうが、ここの所のアメリカの支払不能やヨーロッパの債務問題で、アメリカ・ヨーロッパがいつこの他国の内戦から手を引くかわかりません。
そうなったら政府側も反政府側も決定的な勝利が得られないまま、ズルズルと内戦が続くことになります。
そうなる前に反政府勢力が勝って、内戦が決着してくれると良いですね。
もちろんその後もいろいろ大変でしょうが、内戦が続くよりはましでしょう。
でもそうなったら中東諸国の反政府勢力は一層勢いがついて、シリアを初めまた大変になるのかも知れませんが。
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8月 11th, 2011
エクイタブル物語、いよいよ完結編です。
ここでは事業費率に関する話と、家族収入保証保険の話が載っています。
最後に、はじめに後回しにした「序文」を紹介しています。
生命保険の生い立ち(生まれたところ)-10
訳文とコメントを10回に分けて載せましたが、通しで見たいという方もいるかと思うので、通し版も作ってみました。
生命保険の生い立ち(生まれたところ)-全
お楽しみ下さい。
なお、訳語の統一その他、まだいろいろ不備があると思います。お気づきのことがありましたら、お知らせ下さい。
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8月 11th, 2011
エクイタブル物語、いよいよ最後にreversionary bonusの話です。
現金配当をするとお金が減っちゃうんで、その代りに保険金買増方式で、しかも払込保険料比例で計算するというやり方の具体例が示されています。
あと、付録が3つあるうちの、生命保険会社国有化の議論の時、著者がタイムズ紙に載せた記事が入っています。
お楽しみ下さい。
生命保険の生い立ち(生まれたところ)-9
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8月 11th, 2011
Equitableの保険料は、ロンドンのペストによる死亡を反映した高い死亡率を使って計算したため、非常に高い保険料だったと言われていますが、それがその当時の他の生命保険と比べていかに安い保険料だったか、ということが解説されています。
この保険料は死亡率を次のPriceのNorthampton表に変更して大幅に安くなった(とはいえ、このNorthampton表も後に計算間違いで、死亡率が高過ぎるということになるのですが)時、保険料収入を減らさないために、いよいよreversionary bonus(累加配当方式による契約者配当)が導入されるわけですが、それについて詳しくは次の回になります。
お楽しみ下さい。
生命保険の生い立ち(生まれたところ)-8
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8月 10th, 2011
先週NHKのBS3で周恩来の特集が放映されました。
「家族と側近が語る周恩来」というタイトルで、8月1日から4日まで4夜連続、それぞれ1時間の番組です。
これをビデオに録っておいてまとめて見たのですが、やはり予想通り、あるいは予想以上に素晴らしい番組でした。
周恩来というのは以前から気になる人だったんですが、この番組を見て、改めてすごい人だなと思いました。こんな人がいたんだと思うだけで嬉しくなります。
今テレビに登場するのは、殆どが大したことのない人やロクでもない人ばかりです。そのような人達と比べてみて、自分自身大したことないナと思うのですが、やはり一人でも「これはスゴイ」という人いると、嬉しくなってしまいますね。
中国建国の初期、まだ国の基盤が固まっていない時に文化大革命の大混乱が始まり、四人組の攻撃の標的にされながら10年間あきらめず、投げ出さず、頑張り続けた、(自分のいなくなった後のことまでしっかり準備した上で亡くなった)人生を、近くで見ていた家族と側近が直接語っている映像が主体に構成されている番組です。生々しい具体的な証言ばかりですから、説得力があります。
母親の葬儀をするのにお金がないので何十年もかかったというエピソードも、儒教国の一端を見ている思いがしましたし、弟を四人組から守るために反逆者として軍に逮捕させた話とか、面倒を見ていた甥や姪が下放で地方の農村で食うや食わずで苦労して、ようやくの思いで(おじさんのコネを使わず自分の力で)人民軍にはいれて、これでようやくちゃんと食えるとホッとしていた時、軍をやめて農村に戻るようにおじさん(周恩来)に言われ、ボウゼンとしながらも無条件に従うしかなかったという話など、非常に面白いです。
ほんのちょっとの判断の誤りが命取りになる四人組との戦いの中で、ベトナム戦争をやり、米中国交回復・日中国交回復を成し遂げ、一度失脚した鄧小平を復活させて中国発展の方向性を定めた、すさまじいドラマです。
近頃、お金をかけないで安直にでっち上げたような番組や、不安や不満をかき立てるようなニュース番組ばかり見せられる中で、こんな質の高いテレビ番組があると嬉しくなります。
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8月 10th, 2011
今年は早い時からよく台風が来るし、梅雨明けの集中豪雨もすごいですね。
で、今年は集中豪雨と台風が日本だけじゃなく、韓国・北朝鮮にも大分被害をもたらしているようです。
この前の新潟・福島の豪雨も、日本に来る前ソウル近辺で大暴れしたようです。
台風9号も日本では沖縄を通り過ぎるまでちょっと話題になりましたが、その後北朝鮮を直撃しています。
韓国の状況は何とかニュースで見ることができますが、北朝鮮の状況はなかなかわかりません。もともと北朝鮮はかなり北にあるので台風などはあまり行かなかったと思うんですが、近年では温暖化の影響でしょうか、よく行くようになったようです。
多分、山も丸裸で保水力はほとんどないでしょうから、多少の雨でも大きな被害になっているはずです。
で、しばらく前から北朝鮮の動きが活発です。中国は当然のこととして、韓国・米国は勿論、ロシアにも働きかけているようで、やはり状況はかなり深刻でいてもたってもいられないようになっているんじゃないかなと思います。
夏の間はともかく、冬になるとなお更状況は悪くなるんでしょうね。
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8月 10th, 2011
ここでは(多分、イギリスでは良く知られている)Equitableについての誤った解説について触れています。
Equitableは注目された存在だった分、誤解も多かったようです。
解約返戻金についてもEquitableのスタートの当初から、契約解約時には解約返戻金があったこと、それも掛捨ての定期保険にも解約返戻金があったこと(これは英米の常識からするとあり得ないことのようです)が説明されています。
お楽しみ下さい。
生命保険の生い立ち(生まれたところ)-7
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