ユーロ危機

10月 21st, 2011

【この記事はもっと前に書いたのですが、どういうわけか下書きのままで公開されていませんでした。いまさらですが、公開することにしました。】

フランスとベルギーにまたがる銀行の「デクシア」というのが破綻し、ようやくマスコミもギリシャ危機・ユーロ危機というのがユーロ圏内の弱い国の問題ではなく、強い国の大銀行の問題だということをはっきり言うようになりました。

すなわち「怠け者のギリシャ人を助けるのに、どうして俺達の税金を使うんだ」ということから、「えばりくさっているフランスの大銀行を助けるのに、どうして俺達の税金を使うんだ」ということになったわけです。

日本でも1990年のバブル崩壊以後、住専の問題だ、ノンバンクの問題だ、信金の問題だと言い続け、実際は大銀行を助けるかどうかの問題だとはっきり言うまで何年もかかりました。

日本のバブル崩壊では、日本人の税金を日本の大銀行を助けるのに使ったわけですが、EUの場合はたとえばドイツ国民の税金をフランスの大銀行を助けるのに使うというわけですから、なおさらすんなりとは行きません。

とはいえ「助けない」というわけにはいかないので、ここは各国の納税者が「納得できないけど仕方ない」とあきらめてくれるのを待つしかないということになります。

時間がかかります。それまでひょっとしてとんでもないことが起こらないように、慎重な舵取りが必要です。

日本では幸いたっぷり時間をかけて軟着陸に成功し、その分そこからのテイクオフにも時間がかかっていますが、ヨーロッパははたしてそのような落着いた対応をとることができるんでしょうか。当面、目が離せませんね。

やらせメール問題の枝野さん

10月 17th, 2011

枝野さん、また大騒ぎしていますね。

まあ九州電力の報告書が世論を逆なでするような内容だったようで、それに素直に反応して一般受けするようなパフォーマンスをしているんでしょうが、これが弁護士で国会議員なのかと思うと、何ともアキレハテル思いです。

九州電力のやらせメール事件の第三者調査委員会で、知事の発言がこのやらせメールの始まりだ、と決め付けたのに、九州電力の報告書でそのように書いてない、というのが不満だったようです。

神様でも裁判所でもない単なる第三者の集まりがちょっと調べただけで、それが真実に違いない、それを採用しないのはケシカランというのもあまり合理的ではありません。

また九州電力からみれば外部の第三者である知事さんを「やらせの大元」と決め付けて、国に対する報告書にそのように書いてしまうことの法律的な問題点をどう考えているんでしょうね。
知事さんが「そんな事言ってない」と言えば、それこそ名誉毀損の裁判になる話です。

マスコミが無責任に「悪いのはこいつだ」と決め付けるのと、企業が正式の報告書に書くこと、特に自分の企業やその中の人について書くのでなく、外部の第三者について書くことの重みの違いが、枝野さんにはわからないのでしょうか。
わかっていてやっているんだったらこれは小泉さんパリのポピュリズム政治家、ということになるんでしょうが。

小沢さんの裁判-その2

10月 17th, 2011

小沢さんの裁判、緊急入院した小沢さんも無事出席できたようですね。

そこで流された石川議員の隠し録りの録音、私は検察の取調べの録音かと思っていたのですが、そうではなく任意の事情聴取の際の録音のようですね。

産経新聞のサイトに出ているものを読んでいるのでかなりバイアスがかかっているかも知れませんが、小沢さんに有利になる内容とは思われませんね。

和気藹々と石川さんが検事と話していたり、石川さんが自分で「どうがんばっても有罪は避けられない」と言ってみたりして、途中で机をバンと力いっぱい叩くという所が出てきて、これが検事の威圧的な取調べかと思ったら、叩いたのは石川さんで、それも石川さんに不利な証言をしている別の人のことを「我慢ならない」ということのようですから、取調べの問題というより、石川さんが自由に振舞っていたことの証明になってしまったようです。

これでさらに小沢さん側が苦しくなったのを反映したのか、小沢さんの弁護士が大声を張り上げて、かなりのパフォーマンスをしたようです。

前回の小沢さんの裁判に関するコメントで、「小沢さんに対して厳し過ぎるんじゃないか」という意見を貰いました。考えてみると確かにこれが小沢さんじゃない別の政治家だったら、「良くあることだ」と取上げることもしなかったかも知れません。

私にとってはやはり「小沢さん」というのは角さんのイメージとセットされてしまっていて、「角さんの秘蔵っ子と言われていたのが、何たるザマだ!」ということで、小沢さんに対して点が辛くなってしまうのかも知れません。

角さんが小沢さんを可愛がっていたというのは事実でしょうが、本当にどのように評価していたのかは今となってはわかりようがありませんから、それを元に過剰に期待して、その分過剰に失望して評価が厳しくなるというのは、確かに問題があるんでしょうね。

いずれにしても200人もの小沢グループの議員と言われる人達も、ここまで来てまだ本気で小沢さんと心中するまで付いて行くと思っている人も多くはないでしょうから、もうそろそろ小沢さんを「普通の政治家」としてみるようにしなきゃいけないな、と反省しました。

Facebook 始めました

10月 14th, 2011

Facebookがはやっているのは知っていますが、特にそれを使う気にもならず、オープンにするならインターネットで完全にオープンにすれば良いし、オープンにしないなら誰が入ってくるかわからないFacebookでオープンにすることもないし、と思うのですが、友人に熱心に勧められて、始めてみることにしました。

何年か前Mixiも同様に、何人かの友人に熱心に勧められて始めたのですが、FacebookもMixiも同じようなものだろうと思っていました。

Mixiの場合、すでにMixiに入っている人からの紹介メールがあって初めてMixiに入るということになるので、Facebookもそうかなと思っていたら、そんなメンドクサイことはなく、いきなり勝手にFacebookのサイトに登録して始めることができると聞かされて、やってみました。

名前と生年月日、メールアドレスとパスワード等を入れれば、もうそれでOKです。とりあえずそれだけじゃちょっとソッケナサスギルカナ?と思って、ついでに会社名だけ入れておきました。

するといきなり出てきたのは、「これこれの人達は知り合いじゃありませんか。お友達になりませんか。」というお誘いの画面です。

このFacebookというのは、このようにしてFacebookに参加している人達を「お友達」という形でつなげていく仕組みのようです。で、そこに勝手に出てきた人達が皆、良く知った人達です。

私もインターネットでいろいろやっているので、それを検索して見つけようと思えばそのような「お友達候補者リスト」を作るのはそれほど難しいことではないかも知れませんが、それにしてもそのスピードの早いこと、数の多いことには驚きます。常日頃からこの「お友達候補者リスト」を作るために、ネット上の情報の検索をしているんでしょうね。

この「お友達候補者リスト」は膨大にあるようで、「知り合いじゃありませんか」というお誘いは入れ代わり立ち代りいくらでも出てきて、そのうち知らない人の方が多いようになりましたが、どんどん新しい人が出てきます。

とりあえずFacebookを始めるように勧めてくれた人達とはお友達になったのですが、そうすると今度は「お友達のお友達はお友達だ」とばかりに、「この人とあなたには共通のお友達がいますから、この際直接のお友達になりませんか」というお誘いの画面が出るようになります。お友達のお友達はお友達だ・・・という具合に増やしていったら、あっという間にとんでもないことになりそうです。

それとは別に「お友達探し」ということで、メールアドレスで探したり、出身地・現住所・出身大学・高校・会社名等でいくらでもお友達候補が検索できて、そこで出てきた人の写真その他で「あっあいつだ」となったらすぐに「お友達になろう」という手続きでお友達になれるという仕組みです。

そしてそのオトモダチ達がFacebookで何をした、何と言ったということをこちらが頼みもしないのに報告してくれるというわけですから、その報告をチラチラ見るだけでいくらでも時間がかかりそうです。

いずれにしても、とんでもない世界ですね。

「Facebookは実名で参加するから安心」という話もありましたが、これも本人の意識の問題で、別に嘘の名前で登録しても大丈夫のようです。本人確認の手続きはありませんでした。

最初に登録して使えるようになるのに、登録したメールアドレスにFacebookが送信するメールについてくるボタンを押す必要があるので、メールアドレスは必要ですが、そのメールアドレスで誰の名前で(どんな名前で)Facebookに登録するか、チェックする手段はありません。

まだお友達がほとんどいない時点で、早くもFacebook経由でスパムメールも来ています。

これから何が起こるのか、もう少し見てみようと思います。

世田谷の放射能問題

10月 14th, 2011

世田谷の放射能問題、思いがけない展開になりましたね。

もともとは放射能パニックの人達が手当たり次第に放射能を測って、原発から離れている世田谷にも放射能ホットスポットがあった。だから他にどこにあっても不思議じゃないから至る所測ってみよう・・・という話だったのが、何と床下の空き箱のビンや試験管が放射線源で、原発とは関係なさそうだということのようです。

こうなると原発との関連よりもっと厄介ですね。
理系の、大学の理学部・工学部・医学部なんかだったら、その気で調べれば多少のホットスポットはいくらでも見つかりそうな気がします。あるいはいろんな工場や研究所や病院などにもホットスポットがありそうです。

もともと世田谷の放射能も、他の場所より高いというだけで健康被害が出るほどのものじゃなかったのが、放射能集団パニックのマスコミが大騒ぎしただけのことですが、こうなるとしばらくは騒ぎが収まらないかも知れませんね。

でもこの結果かえって、原発事故とは関係のない放射能が至る所にいくらでもあるということがわかれば、放射能パニックが沈静化するかも知れません。そうなってくれると良いですね。

小沢一郎さんの裁判

10月 7th, 2011

いよいよ小沢一郎さんの裁判が始まりました。

冒頭、小沢さんの発言があるということで注目されました。すぐあと、NHKのホームページにその「発言の全文」というのが載ったので見てみました。何ともはや、あきれ果てるばかりの文章です。

小沢さんはコワモテで相手を脅しつけることで影響力を行使していた人ですが、相手がもう恐がらなくなっているのに相変わらず相手を叱りつけるようなことばかり言っていると、その相手を皆敵にしてしまうことになるということがわからないんでしょうね。もうそれを小沢さんにアドバイスする人もいないということでしょうか。

小沢さんは政治家としてあまりまとまったことを言ったり書いたりしない人ですから、2,400字にもなる文章を書いて発表したというだけで興味があります。読んでみて、この人は論理的な思考もできないし法律のことも何もわからないで、単に国会議員は(特に小沢一郎という国会議員は)誰からも責められない特権階級だということを本気で信じているようです。

いよいよこれから裁判を始めるという時にいきなり、「こんな裁判はすぐやめろ」なんてことを言って、これまで裁判のための準備をしていた人の努力を何だと思っているんでしょうか。特に裁判官はこれから双方の言い分をしっかり聞いて、と思っていたはずですから、最初から裁判をやめろなどと言われて面白くないでしょうね。

次に「自分は何もやってないから無罪」だと言い、そのあとでもう少し具体的にその中味を言うのかと思ったら、何と今度は「そもそも政治資金規正法というのは嘘を言っても良い法律なんだ。ばれたら後から修正すれば何の問題もない。それがこの法律の原則であり精神なんだ」などと堂々と主張しています。

法律を作る国会議員の立場で、法律が正しく適用されているかどうか判断する裁判所で、このように法律を無視するようなことを平然と言うのは、あきれてしまいます。

まぁ実際の所、本音の部分は小沢さんの言う通りなんでしょうが、でもそれをわざわざ法廷で言うというのは、まぁ正直と言えば正直なんでしょうが・・・。

で、普通の一般人の喧嘩の時は「俺は嘘はついてねえ」と言ったすぐあとで「嘘をついたって良いんだ」なんてことを言ったら、これは嘘をついたことを認めているようなものなんですけれど、小沢さんにはこのロジックがわからないんでしょうか。

小沢さんは「国民の負託を受けた」という言葉が大好きなようで、国民の負託を受けた国会議員の自分が、国民の負託を受けていない検察のお役人にあれこれ調べられるのは嫌なようですけれど、それを、国民の負託を受けていない裁判官に訴えて、それを国民の負託を受けていないマスコミや国民に同意してもらおうというのは、どういう感覚なんでしょうか。

どうも国民の負託を受けた自分が国政を行なうために仕事をするために、検察が捜査することもまかりならん!と言っているようです。

自分を政治的に抹消しようとするのは「生命を奪う以上に残虐な暴力だ」などということも言っていますが、とりあえず生命を奪われる心配がないから安心してこんな事を言えるんでしょうね。日本は本当に平和な国です。

総選挙の直前に強制捜査を開始したのが嫌だったようで、「総選挙の前は捜査をしてはいけない。そうでなければ日本は民主主義国家とは言えない」とまで言い切っています。よっぽど「国民の付託を受けた」国会議員が偉いと思っているんでしょうね。

とりあえず前回の衆議院の選挙での小沢さんの得票は13万4千票ですから、日本人の約1,000分の1の負託を受けたということになります。あるいは岩手県の4区の有権者約30万人の47%の負託を受けたということになります。この負託でほとんどの日本国民をはるかに上回る「特別扱いをしろ」と言われてもなぁという気がします。

小沢さんはこの作文によっぽど自信があったのか、裁判のあとの記者会見で再度読み上げて記者に披露するというパフォーマンスをしたようですが、効果のほどはどうだったんでしょう。あまり評判は良くなかったようですね。

裁判では最後に裁判官から「次回は来週の金曜日。被告は必ず出席して下さい」と言われ、小沢さんは「はい、わかりました」と元気に答えたとのことですが、昨日の夜にはもう体調不良のため緊急入院したとのことです。

来週の金曜日、ちゃんと約束通り裁判に出席できるんでしょうか。自分は国民の負託を受けているんだから、負託を受けていない裁判官に従う必要はないと考えているんでしょうか。

ユーロ危機

10月 3rd, 2011

ギリシャ問題のユーロ危機、いよいよ待ったなしの状況ですね。

マーケットではいろんな話題で一喜一憂して為替レートが上がったり下がったりしていますが、いよいよとなったら一気にユーロの暴落になるんでしょうね。

金融機関もとりあえず9月が終わって10月に入ったので、9月末の決算で大変なことになるのは避けられたようですが、その分重しがなくなって10月に入って一気に暴落ということになるのかも知れません。

そういえば1987年のブラックマンデーもその前の1929年の大恐慌のブラックサースデーも、どちらも10月だというのも何となくイヤな気がしますね。

どうなるんでしょうか。

2つの裁判

9月 28th, 2011

小沢さんの元秘書3人の裁判・判決が出ましたね。微罪ですが三人とも有罪の判決で、3人ともすぐに控訴したようです。

当初検察側の尋問調書を含む大量の証拠書類が却下されたため、多分無罪になるんだろうと思っていた人は大逆転でがっかりですね。

裁判官も問題含みの尋問調書を使わなくても有罪にできると最初から考えていたんでしょうか。

いずれにしても小沢さん本人の裁判がいよいよ始まりますから、しばらくはこの話題が続きますね。

判決は微罪で執行猶予も付いているんですが、大事なのは量刑の重さではなく「有罪か無罪か」ということですから、この有罪で小沢さんは本当に困ったことになってしまいましたね。

裁判官は他の裁判にはかかわりなく自分の判断だけで判決を決めるということになっていますが、だからと言って他の判決を参考にしてはいけないということではありませんから、それだけ今回の有罪は重く感じられることでしょう。

いずれにしてもこうなったらそう簡単に決着がつくことはなさそうですから、来年の民主党の代表選に小沢さんが立候補するという話はもうないでしょうし、その後には否応なく衆議院の改選で、いわゆる小沢チルドレンはほとんど再選されないでしょうから、小沢さんの影響力ももはやこれまでということになるんでしょうか。

もちろん本人が出れば衆議院議員に改選されるということはあるでしょうが、もはや小沢グループというわけにはいかないでしょう。竹下さんが独立宣言した後でも影響力を持ち続けた角さんとは違いますね。

もう一つ、例の証拠改ざんの検察の特捜部長・副部長の裁判も賑わっていますね。被告の元部長・副部長さんも徹底抗戦の構えですし、原告の検察側も同僚・部下の検察官僚を総動員して本気で戦うようです。

で、マスコミは面白がって報道しているんですが、この裁判、被告・原告が頑張れば頑張るほど、いずれにしても元部長・副部長さんより上には追及の手が伸びないという仕組になっているのが面白いですね。

被告が勝てば元部長・副部長も「白」なんだから、その上も当然「白」だということになりますし、被告が負けた時には元部長・副部長は「こんなに悪い奴」だということになりますから、そんなに悪い奴が上の指示も仰がずに勝手に悪さをしたんだということになるんでしょう。

さすがに頭の良い官僚が揃っている検察が、組織の存亡を賭けて本気でやってる裁判です。頭の良いことを考えたものですね。

9.11から10年  3.11から半年

9月 14th, 2011

9.11から10年が経ち、また何かテロがあるかも知れないという話も特に何事もなく終わりました。
とはいえ、イスラムでは暦は太陰暦で1年は354日くらいですから、丸10年というのはもう3ヵ月も前に終わっていることになるんですよね。

3.11からも半年経ち、現地もいよいよ動き出したようです。国に期待しても何も動き出さないことがはっきりしたので、もうそれぞれ自分の判断と自分の力で復興の作業を始めているようです。

誰かに期待しているとその誰かの動きに合わせなきゃならないので、どうしても動きだすのが遅くなってしまいますが、さっさと自分だけ動き出してしまえば他の人も後から付いて来るかも知れないし、いずれにしても誰かが動き出せばそれに合わせてお金も動き出します。そのうち遅まきながら国のお金も動き出します。

ようやく夏の暑さも一段落。冬の寒さが本格的になる前に、できるだけ復旧・復興が進むことを期待したいですね。

ユーロが104円

9月 14th, 2011

ヨーロッパの金融・経済危機、大変ですね。
いよいよ1ユーロが104円になり、100円も視野に入ってきましたね。

ギリシャの国債の利回りが1年ものが100%を超え、2年ものも80%くらい、10年もので25%、というのは大変ですね。要するに国債がただの紙切れになる確率が半々、というところでしょうか。

昔ならギリシャだけの問題で、ドラクマが大暴落してそれで一件落着、というところでしょうが、ドラクマがユーロになってしまっているとなかなかそう簡単にドラクマに戻れないというのが問題なんでしょうか。
別々の国が同じ通貨を使っていて、人や物の流通もできるだけ自由にしているということで、ギリシャだけ切り離して処理することができないということでしょうか。

ユーロがまたバラバラになるという形で決着がつくのでしょうか。逆に国がバラバラになっているのが問題だとEUの統合がより進むのでしょうか。

EUというのは昔のドイツ統合の拡大版のようなところがあるので、これからどうなるかなかなか興味がありますね。